映画館で映画をハシゴする日は、とっても忙しい。
分刻みで予定を立てる。
そうじゃないと、時間通りに映画を見れない。
まるで任務を遂行するエージェントのように抜かりない作戦だ。
が。
この日は、予想外に疲れてしまい見る予定ではなかった「エージェント:ライアン」を見た。
ポンイントで無料鑑賞だし、さらっと見れる映画だと踏んで。
エージェントちぶ~は、本物と違って気まぐれなのである。
あらすじは...
ウォール街にある投資銀行のコンプライアンスと経済テロ阻止を目的としたCIA情報分析班のアナリストという、二つの顔を持つジャック・ライアン(クリス・パイン)。ある日、モスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不審な動きをキャッチし、上官ハーパー(ケヴィン・コスナー)にエージェントの現地派遣を要請する。しかし、彼から返ってきたのはライアン自身による調査命令だった。チェレヴィン・グループへの監査を装ってモスクワへと飛んだライアンだが、そんな彼に同グループの警護員が襲い掛かってくる。
お古。
親戚のおさがりの服より古いかもしんない。
趣があるというか。
昔ながらの味があるというか。
老舗って感じ。
黒いスーツに黒いグラサンはCIAには欠かせないということは分かった。
従来のまんまを今やってどうしたかったのかは分からないが、疲れないし痛そうなシーンもないので映画初心者にはいいのではないだろうか。
私には物足りず、途中何度も気を失うくらいの眠気に襲われた。
ポイントで交換したポップコーンを上映中に食べるべきだったと後悔した。
手持無沙汰とはこのこと。
始まる前にがっついちゃったことを反省。
クリス・パインは、そもそも主演を張れる俳優なのだろうか。
どう見てもどこから見てもゴリラ系。
ウホウホ系。
それなのに、いつもカッコイイ役かモテ役。
今回は、彼女がキーラ・ナイトレイだし。
なんか納得いかない。
そして、思いっ切って言うけど.....
若ハゲだよね
と、ディスりたい衝動を抑えられない。
学生時代の回想シーンの方が現在よりデコが広くてクスリ。
彼に何が起きて髪が生えたのか。
CIAどうこうよりそこが気になった。
お父さんみたいなケヴィン・コスナーはなんだか癒される。
意外にも好演していて安心した。
やっぱり守られるより守りたい男なのだろう。
見終わった後に立ち上がった体は軽く感じた。
やっと腰もよくなってきたのかもしれない。
中身がない映画というのは、時に人を軽くしてくれる力があるんじゃないか
とフォーローしておく。
おまけ
ちぶ~的ライアンガール度5
久々に現代劇でしかも娯楽映画のキーラをみた。なんだか前より顔が濃くなったのは気のせいだろうか。そして、ライアンより逞しく見えたのも気のせいだろうか。