やっと!
我が家のドアがやって参りました。
朝からガンガンと修理のにぃちゃんに取り付けされました…
休みの日なのに…
でも、いいんです!
隙間風がない生活にやっと戻ってきたのです。
ドアのありがたみを痛感しましたよ。
いつも通りが崩れると、何処か不安を感じるものですからね。
「鑑定士と顔のない依頼人」もそういうところがうまく漂ってました。
あらすじは.....
天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が遺(のこ)した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は……。
これは、予備知識ゼロで見るべき映画。
知らないからこそ、その謎に惹かれる。
好奇心はいつだって人を誘惑して離さない。
その先に何が待っていたとしても、恐怖より誘惑が勝つ。
ドアの向こう。
その先にあるもの。
ぜひ、その好奇心は映画を見て満たして下さい。
名作「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。
巨匠というより名匠。
映画ファンが愛してやまないという「ニュー・シネマ・パラダイス」は、否定したくなるのが怖いのでまだ未見。
この監督というだけでちょっと敬遠したくなった。
綺麗事を並べて美しいものばかり見せられる。(「ニュー・シネマ・パラダイス」がそんなイメージ)
そんな映画は、寒気がする。
勝手なイメージで絶対合わないだろうと上から目線で見ていた。
で。
やっぱりイライラはする。
三十路前だからではない。
ヒロインが、こんな女は嫌いだランキングに入る勢い。
「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラよりムカついたかもしれない。
謎よりも先に怒りがきた。
美しい芸術作品。
集めたいその癒し。
鑑定士のすべて。
と、見ているうちに、不思議とだんだん嫌悪感がなくなり謎に引き込まれる。
さすがに130分越えは長く感じたけど.....
正直、やっぱり好きではなかったんだけど.....
愛と芸術が織りなすミステリー。
愛は芸術?
鑑定士が鑑定したもの....
その果てには、数値にもできない、計算もできない展開が待っていたのである。
本当に「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督作品なんだろうか?(見てないけど)
私は、もしかして大きな勘違いをしているかも知れない。
「ニュー・シネマ・パラダイス」を見て確認したくなる。
この私にもまだ新しい映画の世界があるようです。
ちぶ~的ファムファタール度3
もっとオーラがあってエロい人の方がよかった気がする。庶民的すぎるところが逆に魅力だったのだろうか。