お酒は混ぜてはいけない。
ちゃんぽんは一番悪酔いする。
分かっているのだけれど、居酒屋に行くといろんなお酒を飲みたくなる。
カクテルを飲んでみたり、日本酒を飲んでみたり。
時々ワインも飲んでみたりして。
あまりにも統一性のない飲み方をすると、後々大変な思いをする。
長年の経験からそんなことはわかりきっていたはずなのに、またやっちまった。
あぁ、またしても二日酔い.....
夫ライアン(マイケル・ランデス)と仲むつまじく暮らす弁護士ジェス(サラ・ミシェル・ゲラー)。しかし、ライアンとは正反対の性格でトラブルを招き、現在は保護観察中の彼の弟ローマン(リー・ペイス)と共に、ライアンが交通事故に遭ってしまう。3週間後、ローマンだけが意識を取り戻し、自分はライアンだと名乗る。
この邦題は嘘です。
あの名作サンドラ・ブロック主演の「シャッフル」とは別物。
タイトルは、便乗して2にしたと思われる。
で、これを見るのは2回目です。
ということに中盤でやっと気付いた大失態....
それくらいのB級スリラーでございます。
大体、主演が『THE JUON/呪怨』のサラ・ミシェル・ゲラーなのに見ていないはずがない。
どうしてまた借りてしまったのだろう。
深く反省。
リメイクだということは今回初めて知った。
むしろ、オリジナルを見るべきだった。
これはありがちなアメリカンB級スリラーなので、韓国っぽさが一つもない。
きっとオリジナルはもっとドロドロしていて恋愛押しの気持ち悪さが出ていたのではないかと予想する。
その方がよかったのではないかと悔やまれる。
そんな弟いるかよっていうくらいベタな不良。
乱暴で下品極まりない。
そんな弟とは正反対にめっちゃいい兄ちゃん。
そしてその嫁が繰り広げる妙な三角関係。
とにかく、色々と安っぽい。
そしてひねりもなんにもなくてその実直さは誠実ともいえる。
ミステリアスさが全くないと飽きるのは、男と女の関係でもつきものである。
終わってみたら、しょうもなかった感じ。
女は男に頼りたい生き物なんだと痛感する。
それが生命力の成せる技だとしたら、否定できない。
だけど、どうしても一言言いたい。
あんたの愛ってなんだったのと。
私には、その純粋すぎる愛こそが邪悪に感じたんですけど。
透き通ったものほど濁っている。
真理というものは、分かりやすいようでわかりにくいんですねぇ。
ちぶ~的ドロドロ度4
きっとオリジナルの方が泥沼。どうせならもうべたべたなメロドラマみたいに好き放題やってほしかった。