デスクワークは慢性的に肩凝りになる。
いつまで経ってもよくならない。
運動しても温めても悪化するばかり。
まるで肩に何かが乗っかってるような重さ。
昔、見たホラー映画でがっつり肩に幽霊が乗っかってるところで終わるシーンがあったのを思い出す。
怨霊だろうか...
最近、アラームが鳴ってもまったく起きれないのは理由がある気がする。
......
おっかない。
肩に塩振ったら治るかな....
「怨霊の森」は、多分塩を撒く程度じゃ追い払えない感じ。
解説.....
デビュー作「MAY -メイ-」で注目を集めたホラー界の新鋭ラッキー・マッキーの長編第2作目。森に囲まれた全寮制の女子校に転入した少女が、やがて森と学園を巡る恐ろしい因縁に直面するスピリチュアル・ホラー。トラブルを起こした少女ヘザーに手を焼いた両親は彼女を全寮制の高校に転入させる。薄暗い森に囲まれたその学園では伝統を重んじ、生徒は厳しい規律に縛られていた。そんな学園に息苦しさを感じたヘザーは脱走を試みるがなぜか失敗してしまう。やがてヘザーは、生徒が一人、また一人と姿を消しているらしいことに気づくのだったが…。
何気なく借りたらラッキーマッキーだった奇跡。
まさにラッキー。
森の近くにある全寮制の高校へ入学する、ちょっときかねぇ(秋田弁で荒い、強い)女子高生。
明らかになにやらおかしい先生たち。
森に隠された秘密がささやく。
地味版「サスペリア」として見ると楽しいかもしれない。
色んな人の好きな体のパーツを切り刻んで自分の理想のお友達を作っちゃう「MAY -メイ-」は、傑作だった。
あのインパクトは今でも忘れられない。
残酷ながらも悲しい少女の闇がただのスプラッターにしない感情の筋が通った珍しいホラー。
そう考えるとこの作品には華がない。
アグネス・ブルックナー演じる主役のヘザーの外巻きヘアに違和感。
もう少しきれいに見えるようにスタイリストの人は頑張ってくれなかったのだろうか。
意地悪少女のサマンサ(レイチェル・ニコルズ)の方が美しくスタイルがいいのでなんだか気の毒だ。
そしてやたら赤毛であることをいじられるヘザー。
赤毛のアンの時代 から続く差別なのかと思うと時代が変わっても愚かさは変わらないのかと残念に思う。
と、気の毒さと愚かさと地味さのせいでサスペリを超えることはない。
が、きちんとしているのでつまらないわけでもない。
ホラーあるあるで固められ、新しさはないが普通に楽しめるホラー。
なんでも欲張ってはいかん。
期待しすぎる方が楽しみは半減するのだ。
ホラーは、どのジャンルよりも駄作が多い。
だからこそ、ホラーの心得をしっかり持って挑まなければなりません。
ちぶ~的サスペリ度3
どこかで見た光景に安定感。期待しすぎず楽しめばそこそこ見れる~。主役の幸薄感は、ある意味ホラーに向いてる~。