ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

クロにする「クロニクル」

好きな色は黒だと答えたら魔女だと思われるだろうか。


クローゼットの中は気付けば黒っぽい服ばかり。


何も考えずに着れる黒は便利で怠け者に優しい。


そして丸顔にも優しい。


さすがに全身真っ黒スタイルにはしないようにはするけれど、冬になるとさらにダークになっていく。


で、ホラー愛も加速する。


外に出たくなくなるからひきこもっちゃうし。


身に着ける色と趣味趣向はつながっているのかもしれない。



「クロニクル」を見ると、超能力は思春期と密接につながっている気がてくる。

あらすじは....
超能力を手にした、高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)、マット(アレックス・ラッセル)、スティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)は、自分たちの姿をビデオで記録することに。超能力を使い、他人がかんでいるガムを口から取り出したり、女子のスカートをめくったり、空中でアメフトをしたりと、退屈だった毎日を刺激的なものに変える三人。そんなある日、クラクションを鳴らして後方からあおってきた車を、アンドリューが超能力でスリップさせる。それを機に、彼は超能力を乱用するようになり……。





「キャリー」 男子版。


うまくPOVを使った新パターン。


ある日、手にした超能力。


思春期真っ只中の少年3人組に起きた変化。


友情、親、金が渦巻く少年たちのまだ小さい世界。


その中で、昨日までと違う自分になってしまったら..


青春が爆発する、面白くないわけがないオカルト青春物語。




アンドリュー(デイン・デハーン)がレオ様似のイケメンで夢中になる。


あの瞳が私まで狂わせる...


張り詰めた糸。


内気で反抗することさえできないアンドリュー。


秘密を分かち合った友人たちとは同じつながりを持っても、同じにはなれない。


劣等感が常に自分を支配している。


その感覚は、自分も学生の頃に抱いていた気がする。


クラスで目立つグループの子たちがキラキラしていて、うらやましいんだけど認めたくなくて。


家に帰れば行き場のない圧迫感を自分で抱え込んでいた。


そんなとき、自分は好き勝手にもがいていた気がする。


学校に行きたくなければサボったし、勉強したくなければ授業中は平気で寝てたし。


ある意味、私はある程度の自由はあったのかもしれない。


アンドリューにはそれがない。


感情の爆発は思春期特有の不安定な心。


たまりにたまった行き場のない気持ち。


そこに着火した過信はいつだって人を陥れる。


人間はそもそも弱い生き物だ。


たとえ、超能力を持ったとしても超人にはなれない。


過剰はなんでも人間を邪悪にする。


儚い青春の時間の中に必ず確かなものがあるはずなのに。


その小さな希望に気づかなければならない。


人間は決してこの世界の頂上にいるわけじゃないんだから。









ちぶ~的キャリー度4叫び叫び叫び叫び

やっぱり女子のような繊細さは足りないけれど、男子からしてみたら共感度高めの心理描写じゃなかろうか。男子の場合、かっこつけや見栄っ張りがアクセルな気がする。

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