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恋狂いピエロの奮闘「気狂いピエロの決闘」

最近、恋をしている人をみた。


しかも熱烈に。


久々にそんな人を見たので衝撃が止まらない。


もう大人である。


だけれども恋は人を狂わせるらしい。


恋をして浮かれて、職場の人にも言いまくり。


同じ会社同士なのに...


まるで見世物のように社内で噂がとびかっている。


相手の人にしてみれば大迷惑極まりない。


それでも、恋は盲目だから相手のことなんか考える余裕はないのだ。


それが恋か。


恋なのか。


それって恋に恋してるだけじゃないの。


っていうか大人になってからそんな恋愛ってあるのだろうか。



気狂いピエロの決闘」を見て恋愛偏差値の低い私はさらに分からなくなる。

解説...
サーカス団を舞台に血みどろの三角関係を描いたスペイン映画。監督はアレックス・デ・ラ・イグレシア、出演はカルロス・アレセス、アントニオ・デ・ラ・トーレ。2010年第67回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞と脚本賞を受賞した。サーカス団員の中年男ハビエルは、人気道化師だった父のようになりたいと思っていたが、実際は冴えない泣きピエロとして活動していた。密かに慕っていた団の人気美女ナタリアと接近するハビエルだったが、彼女の愛人である道化師セルヒオの嫉妬と暴力がハビエルにも向けられ…。



ブラックユーモアがふんだんに盛り込まれた恋愛の決闘。


スペインのお得意分野、アモーレがここにも進出した。


笑えない笑いあり。


さらっとスプラッターもあり。


恋は戦い。


男と女はホラー。


この恋の顛末にあなたは何を見るはてなマーク




濃厚すぎるスペインの恋愛物語。

人を好きになるということに理由は存在しない。

が、その好きという趣向は育った環境や経験から来ている気がする。

恋愛経験の少ない男が恋愛経験豊富な女を好きになる。

恋愛経験が少ない人は好きという感情の視野も狭い気がする。

要は、誰だっていいんじゃないかと思う。

恋に恋している勘違い野郎に見える。


たとえば、男性が女性を誘う。

二人きりでデートをする。

それは、女性からしたら100%の好意からの行動ではない。

女性にとっては知るための行動であり、それ以上でもそれ以下でもなかったりする。

が、恋愛経験が少ない人はそうは思わないらしい。

この劇中の男女のズレとなんだか似ている。

気があると思い込んで行動してしまう自意識過剰な男。

そんなつもりじゃなかったのに気を持たせてしまった罪な女。

両想いでも好きの波が男と女で常に一致していることはありえない。

そこが男と女の難しさ。

恋は押し付けがちで愛は思いやることなのかもしれない。

それでも説明がつく方程式を無視して恋するパターンもあったりするから厄介で不明瞭だ

説明がつかない感情は自分さえ見失う毒になる。





恋に狂う悲しきピエロ。

欲しくて欲しくてたまらないその恋は、嫉妬にまみれ真っ黒に塗りつぶされた欲になる。

恋は奪うことでも押し付けるものでもない。

分かっていても恋は人を狂わせるから、欲することをやめることはできない。

まるで麻薬の果実のよう。

それでも男と女は恋をする。


まるでそれは、生まれながらに持たされた犠牲が伴う義務のように....








ちぶ~的ピエロ度5パンダパンダパンダパンダパンダ
恋してさらされ者になる悲劇。もっとブチ切れても楽しかったかもしれない。が、この狂乱ぶりはくせになる~。

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