ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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さびぃ~ど「ラビッド」

耐えられん。
 
寒くて寒くてさすがの私も寒波にヤラレテル。
 
ということで今年は我慢しようと思ってましたが、こんなにさびぃ~と体の節々が痛いのでダウンコートを買いました。
 
セールでお買得になったダウンコートは軽くてあったかい。
 
30分くらい歩くと逆に暑くて大変です...
 
ちょうどいいってないのでしょうか。



「ラビッド」のグロはちょうどういい感じですけどね。

「ラビッド」

 
解説....
交通事故で人工皮膚の緊急手術を受けた女性の体に異変が起きた。人を襲い、腋の下に出来た器官を使って血を吸う女。彼女に襲われた被害者は狂犬病のようになり、その症状は次々と伝染していく……。「デビッド・クローネンバーグシーバース」(75)に続いて、現代医学が引き起こす伝染性の災厄を描いたSFホラー。

 



またまたデビッド・クローネンバーグの初期作品。
 
こちらは人工皮膚から始まる異変。
 
やはり狂気は女の方が似合う。
 
得体の知れないものは移植するべからず。
 
副作用は、副でも福でもない。
 
進んでる現代医学には、邪悪なものも潜んでいるということを忘れてはならない。
 
 
 
そこから?
 
え?
 
どこから?な新しい感染形式。
 
腋になんかある!?
 
そんで、なんか出てる!!
 
と。
 
思っているうちに襲われてもがく人、多数。
 
おっぱいも色気もダダ漏れの美女は、自覚症状がない。
 
分かってない衝動。
 
そこから広まる無意識の感染。
 
明らかな変異に緑色の液体が噴き出す。
 
使い古されたネタ。
 
でも、これは1977年の作品。
 
シュールな独特さは、今見ても新鮮さで溢れている。



一番の見どころは...
 
勝村政信に激似のヒロインの彼氏。
 
いつも以上に困り顔で役には立たない。

 

でも、親近感満載。

あの困り顔に切なささえ感じる。

 

勝村さん、もっと頑張って欲しかった....

 

 

ラストがグッと心を掴む。

 

あの重みに意味が詰まっている。

 

進化の過程で使い捨てられていくものがある。

 

犠牲はただのお荷物なんかじゃないのに。

 

最後のシーンに、人間の浅はかさが見える。

 

でも、現実はもっと醜いモノなのかもしれないと怖くなるのだ。

 

 

 

ちぶ~的血ぃすうたろか~度5

なぜ、そこからと思うけどものすごい勢いで吸えちゃう吸引力がすごい。どうせなら両方からでもよかったかもしんない。