相棒の女子力が高い。
自分で中学生に見られちゃうんですと言ってしまう度胸。
私の一つ上とは思えないキャピキャピぶり。
非常に疲れる。
これは....
遅れたぶりっ子ではないか。
昭和に流行った感じ。
まだ生息していたその手口。
わかりやすく女子ウケしないであろう愛想のよさ。
奥底に眠っている性根の悪さがチラつく苦笑い。
その肌荒れはきっと猫をかぶりすぎて疲れているからに違いない。
脱ぎ捨てたまえ。
私は辞めるぞ。
そなたにはこれから引き継ぎ地獄が待っている。
この会社で社員が定時に帰れているのはそなただけ。
そんな幸せは今だけ。
そなたはまだ知らない。
これからの苦労を。
「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のように女子の本音というのは複雑怪奇。
あらすじは......
ケーキ屋の経営に失敗した上に恋人に捨てられ、人生どん底のアニー(クリステン・ウィグ)。幼なじみの親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)を心のよりどころにしていたが、彼女から婚約したと告げられ、花嫁介添人をまとめるメイド・オブ・オナーを頼まれる。喜びと寂しさを抱えながらまとめ役を務めるアニーだが、介添人の一人であるヘレン(ローズ・バーン)と事あるごとに衝突、さらには一行をブラジル料理で食中毒にさせてしまったり、パーティーへと向かう飛行機で泥酔して搭乗を拒否されたりと、トラブルばかりを引き起こしてしまう。
これは女子映画。
男子にはわからない女子。
きったない。
お下劣。
でも、女子ってこんな感じ。
男子が抱く女子像とは程遠い。
それが事実。
女子が清純で愛らしい生き物だなんて絵空事。
女子も男子と同じ人間。
あれもこれもしてるし、それも平気で言ってます。
女版「ハングオーバー」。
なのに、なぜこんなにもヒリヒリ痛いのか。
笑えるんだけど、おかしいんだけどどこかは笑えない。
つい、ウルってきちゃう崖っぷち女の共感。
親友が結婚する。
満面の笑みで本気で「おめでとう」と言える人はどれくらいか。
何も持っていない女の本音は妬みと孤独で渦巻いている。
そこに自分よりも親しそうな"親友"。
大人になってから親友をつくるのは難しい。
特に女の友情は大人になればなるほど作り物が多い。
だからこそ奪われたくない。
唯一確かに手にしているものまで揺らぐとき.......
かなりオーバーなんだけど、つい頷いちゃう。
複雑怪奇でも信じたい女の友情。
恋愛よりも友情の方が確かな絆。
でも、それだけじゃダメなんです。
ほんわか恋愛にポカポカ。
ずっと一緒にいれる相手はイケメンで大金持ちではないけれど穏やかで安定している人。
それが正しく現実的。
結婚式は、友情と愛情の発表会。
幸せの絶頂期。
現代ですら結婚は女子の憧れ。
それは変わることのない聖域。
しかし。
年をとればとるほど憎たらしい結婚制度。
ちぶ~的アメリカン習慣度5
ブライズメイズ。自分は仲良くないかもしれない親友の友達と結婚式の介添え人。それって日本では絶対に成立しないであろうフランクさ。