最近、ゆるキャラが大増殖。
どこもかしこもゆるキャラだらけ。
イベントには必ずなんかの着ぐるみがいたりする。
ちょっと飽き飽きしてたけど。
この前、激カワな子を発掘しました。
その名もあさっぴー
元々ゴマフアザラシだったのにヒーローになりたいとお願いしただけでホッキョクグマに変身してしまったという怖ろしい超能力の持ち主。
腕のフリンジは旭川ラーメン。
しかも空も飛べちゃうツワモノ。
全くゆるくない。
やる気満々の本気である。
「妖精たちの森」の子供たちも断然やる気。が、ありすぎて怖い。
解説.....
「回転」としても映画化されたヘンリー・ジェームズの『ねじの回転』の前日談を描くM・ウィナーの意欲作。両親を事故で亡くした幼い姉弟が暮らす田舎の屋敷。下男のクイント(マーロン・ブランド)は無学で野卑な男だったが、二人にとっては良き理解者だ。力ずくで犯した家庭教師のジェスル(ステファニー・ビーチャム)と次第に愛を深めていくクイント。だが屋敷の実権を握る老家政婦が二人の仲を裂こうとした時、姉弟は二人を永遠に結ばせようとする……。
孤立した兄弟。
その森は普通の世界から遠い。
隔離された幼さが引き起こす。
愛は常識は道徳はどこの位置にあるのが正しいのか。
最初から知らない怖さ。
転がっていく。
止まった時はもう遅い。
その間違いは気付くことがない罪。
マーロン・ブランドの色気と危うさ。
この男に描けないものはない。
乱暴で陰湿なのに共感させる演技が素晴らしい。
欲望が愛に変わる。
いや、変わったのだろうか。
痛みと束縛。
愛に同じ形はない。
常に変化し、留まることを知らない。
無知な子供がそれを真似る。
愛に近づきたくて。
模倣は模倣でしかなく、本質を理解することはできない。
善悪が逆さまに回転する。
軸までも曲がっていく。
大人ではない子供たち。
純粋で清純な心だからこそ簡単に狂ってしまう。
回転させてしまった大人の不条理。
恐ろしく悲しい人間の性。
これを否定しきれないのが本当の恐怖。
言っていることとやっていることがすべて逆。まさに嫌よ嫌よも好きの内。私は嫌なもんは嫌です。
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