あぁ、眠い。
仕事ってこんなに退屈だっただろうか。
ここに来て約4か月。
正直に言おう。
飽きたのである。
常に多忙な会社から解放されたのに、今度は物足りなさに苦しむ。
暇に殺される。
派遣だからやれることも制限される。
だからと言ってここで社員になっても退屈しそうである。
ないものねだり。
だけど、求めなくなったら終わり。
どうしよう。
もっと仕事をしないと腐りそう。
したいわけではないはずなのに。
贅沢な悩みをお許しください。
「修羅雪姫 怨み恋歌」のように一度頂上に登ってしまうと、また頂上を目指してしまう。
梶芽衣子主演・藤田敏八監督による「修羅雪姫」の続編。前作で見事仇を討ったお雪は、警察に捕まり死刑判決を受けるが、革命家の手紙を盗むことを条件に釈放される。しかし、革命家の家に女中として入り込んだお雪は、彼の人徳に魅せられ、警察を裏切る。
傑作に続きはいらない。
終わったものをまたはじめてはいけない。
恋愛と同じようにただ繰り返してしまう。
美しい終わりは、穢してはいけない。
それでも、また見たいと思ってしまうのはファン心理。
おまけだと思って楽しむのもそれはそれでいいのかもしれない。
相変わらず立ち回りが美しく、乱闘シーンはカッコイイ。
ペンキのような真っ赤な血も大袈裟だからこそイイ。
どうしても物足りなさを感じるのは他人の復讐だからだ。
修羅雪姫に代行は似合わない。
それでも梶芽衣子の目ヂカラに押し切られる。
今までなかった人情の芽生え。
生まれながらにして殺人者。
だからこそわかる悲しみ。
美しい憂い。
あれは、純白の復讐だった。
真っ新な怨み。
それを遂げしまった修羅雪姫。
知り尽くしてしまった復讐心は、黒に変わる。
生きる目的を失ったのに、生きなければならぬ虚無感。
最後の血は真っ黒に染まる。
終わらぬ"復讐"を呪うように。
修羅雪はどこへ行くのか。
白い雪はまた降るのだろうか。
ちぶ~的老いは人を変化させる度5
全く気付けなかった吉行和子!あの色っぽさはなんだろう!原田芳雄のワイルドさは罪だろう!別人すぎてウィキペティアで調べたわぁ~。