毎回思う。
二次会はやめよう。
抑えめに飲もう。
どうしてだ。
毎回、開始5分でその誓いは破られる。
二次会どころか三次会まで参加せねば終わった気がしない。
むしろ、帰りのタクシーでまだいけたんじゃないかと思ったりする。
そして.....
次の朝、大後悔するのだ。
せっかくの休みは二日酔いの具合の悪さで潰れる。
いつになったら私は二日酔いのしない飲み方ができるのか。
「ハロウィン」のマイケルの殺人と同じで無意味に当たり前のように繰り返す気がする。
解説.....
15年前に実の姉を殺害した少年マイケルが、収容されていた精神病院から脱走して故郷に向かった。万聖節の夜、子守をするはめになった女学生ローリイ(カーティス)は白塗りの不気味な仮面をつけた男の姿を目にする。そのころマイケルの担当医ルーミス(プレザンス)もその地ハドンフィールドに到着していた……。
”無”
男は黙って殺人鬼。
なぜ脱走したのか。
なぜ狙ったのか。
なぜ死なないのか。
そこに理由はない。
ハロウィンの夜に包丁を持ってやってくる。
男は無口。
殺すことだけが目的。
ジェイソンの先輩は堂々と動きも遅鈍。
だってそれが先輩の貫録ってもんでしょう。
ハロウィンシリーズ、初見は「ハロウィンH20」。
リメイク版も見ている。
ジョン・カーペンターのオリジナルを見落としていた不覚。
やはり本物であるオリジナルあってこそのシリーズ。
意外と地味でスロースピードな展開にハマった。
というか微笑ましかった。
だって、目立ちたがり屋。
白昼堂々出現。
立ってるだけという地味めアプローチ。
本当の得意技は忍法・隠れ蓑術。
恥ずかしがり屋で気弱なチェリーボーイ。(予想)
そんで、案外弱い。
軟弱そうなローリイにあっさりと細めの武器でやられる。
すぐ倒れるマイケル。
マスクは見かけ倒し。
音楽がかなり助けてくれてる恐怖感。
怖がってくれてるのはみんなの優しさ。
受け身の技は一流なので油断はできない。
七転び八起きの精神。
殺人以外で使ったら成功すること間違いなし。
こんなにもヒロインに止めをちゃんと刺してほしいとお願いしたくなったのは初めて。
学習力のない人たちがいるからこそホラーはシリーズ化できる。
ローリイとマイケルに感謝。
似た者同士だからこそ対決が長引く。
ハロウィンの夜に募る欲望。
殺人鬼から見る狂気の殺人。
ゆっくり迫る。
音楽が包丁を握らせる。
あの白いマスクの下に隠れているものはまだ見えない。
ちぶ~的マイコー度1
マイケルなのに動きがヒドイ。そこが好きだけどもね。拳銃で撃たれた時の動きは本当にあれでよかったのだろうか。カーペンターの演出ミスか俳優の理解力不足か。真相はやはり闇の中。