マシンの前にテレビがあるのだが、なぜか一緒に鑑賞。
運動しながらのお相手はなかなか体力を使う。
最近、知らない人に声をかけられることが増えた。
話しかけやすそうに見えているのだろうか。
私は、ホラー映画の見すぎて警戒心がハンパない。
きっと恋のお誘いも断るでしょう。
だって、その油断が命取りになるって定番なんですから。
「ディーモン/悪魔の受精卵」も、近づくな。危険。
解説.....
「悪魔の赤ちゃん」のラリー・コーエンによるSFホラー。大都会ニューヨーク。“神のお告げ”による殺人事件が続発。事件の担当となった刑事ピーターは、単身調査を開始。やがて、彼の前に、処女懐妊によりこの世に生を得たという一人の謎の男の姿が浮かび上がってくる……。
デーモンではない。
本当の悪魔はディーモンなのだ。
よってデーモン小暮は悪魔ではない。
ディーモンの実態。
そこはやはり小暮と同じで謎に包まれている。
追えば追うほど悪魔がほくそ笑む。
小暮はいない。
得体の知れない妊娠をする。
小暮のせいではない。
女にとってそんな怖いことはほかにない。
ラリー・コーエンの「悪魔の赤ちゃん」は大好物であった。
チープで圧倒的な想像力。
B級感が完璧。
あの皮肉はかっこいい。
「ディーモン/悪魔の受精卵」は、宗教の風刺。
神のお告げは悪魔のささやき。
存在しないものを崇める人間たち。
弱さを補うために創られたものとも言える。
都合よく使われる宗教。
劇中の狂った犯人たちは、宗教を信じ込んでいる人間たちと似ている。
不気味で真実が見えない。
果たして、ディーモンはいたのか。
ただ人間たちが狂っているのか。
わからんディー。
それが一番怖いモン。
ちぶ~的暗っクラ度5