秋田人なのに、花見の名所である角館に行っていなかった私。
やっと行ってきました。
武家屋敷が並ぶ通りの桜は満開ではなかったけど、やはり綺麗。
屋敷に揺れる桜。
趣があってゆっくり流れる時間に癒されました。
と、思っていましたが....
花よりもわんこに目がいった。
ぬいぐるみみたいなわんこばっかり。
でも、私は猫派です。
屋敷と猫は切っても切れない関係にある。
武家屋敷と「亡霊怪猫屋敷」に出てくる屋敷が似ていてうっとり。
どこに行ってもホラーが止まらない。
解説...
佐賀の化け猫をモチーフに、現代にまで連なる因縁を描いた怪談物語。久住助教授の妻が、郷里の幽霊屋敷と噂される建物に移った時から、毎夜老婆の夢を見るようになる。久住は檀那寺の住職から、屋敷にまつわる江戸時代の因縁話を聞かされる。それは、碁のいざこざから殺された男とその母親の怨念が、化け猫となって祟っているというものだった……。原作は橘外男の「見えない影に」。
悪いことはしちゃいけませぬ。
迂闊に犯したその罪が思いもよらぬ不幸を引き寄せる。
女と猫と屋敷には怨念が宿る。
ごろにゃ~ん。
かわいいと思いきや、白髪ババア。
あの鳴き声は帰らない飼い主を待ち続ける執念なのです。
金と地位を持った男は傲慢で何も見えていない。
利益と見栄と自分が大事。
思い通りにならなければ思い通りにするだけ。
その愚かさへの復讐は屋敷に宿る。
綺麗な女とにゃんにゃんしたければ、ちゃんとしなさいよ。
いやいやならだめだめよ。
ちゃっちぃスケベ心のせいで先代まで呪われるのは正直、かわいそうだけどね...
化け猫ババア。
結構バレバレ。
耳、出とります。
手招きしちゃってます。
まるでそのオドロオドロしい人間の憎悪を引き寄せるように。
時代の色が成立させる中川信夫ワールド。
音楽があの演出が私も躍らせる。
もう、ドキドキが止まらな~い。
ちぶ~的幽霊屋敷度5
古い家にはご用心。安すぎる家賃にもご用心。夜中に何かが聞こえる。いないひとが見える。そんな屋敷に住むべからず。もしやそこにはあなたの知らない恐怖があるかもしれません。