一人映画祭はとっても楽しかったのですが。
2作品とも2時間以上ありまして。
ずっと同じ体制で座ってたので、立ち上がった瞬間足が痺れていることに気が付きました。
変なところに力が入っていたようで歩けないくらい足が痛くなるという....
絶対変な人だと思われた...
恥ずかしいから平気なフリしてそそくさと立ち去りましたけどね、変な歩き方で。
映画を見るって意外に体力いるんですよね。
ということで。
もう一つは「LOOPER/ルーパー」でございました。
あらすじは...
未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す、“ルーパー”と呼ばれる殺し屋のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。ある日、ジョーのもとへ送られてきたのは、何と30年後の自分(ブルース・ウィリス)だった。ジョーは、未来の自分の殺害をためらい逃がしてしまうが、その後未来の自分から、やって来た理由を明かされ……。
ブルース・ウィリスが最近不調。
数はこなしてるが、質がよくない模様。
無理もない。
だって、どれ見てもおんなじなんだもの。
だけど好きだからいいんです。
が、しかし。
そんな私ですら毎度同じで飽き気味なのに、さらにブルースがお二人。
現在と過去というより、ブルースとブルース。
生え際から忍び寄る未来の自分との戦い。
ハゲが止められないように未来も止められない。
若かりし頃を別の俳優が演じるパターン。
記憶に新しいのは、「メン・イン・ブラック3」のトミー・リー・ジョーンズのエージェント Kを演じたジョシュ・ブローリン 。
顔は似てないはずなのに、Kにしか見えなかった。
こちらは若干顔を似せている。
そこまでのブルースは誰も求めいないと思うんだけども...
ジョセフの研究ぶりがにじみでる完璧なブルース演技。
間も角度も絶妙。
でも、ブルース×ブルースは濃い。
好きだけども、お腹いっぱいになる。
その胃もたれも快感になってきてる。
病気かもしれん。
そして、本物であるブルースの方が嘘くさく見える不思議。
未来は曇っていて虚像だからだろうか。
それともただ単にこの男が胡散臭いだけか。
街を歩く。
時の流れを音楽とたばこの煙がハードボイルドに決める。
時空の説明は考えれば考えるほど混乱するのでビジュアルの良さに酔う。
ブルース良ければそれで良し。
殺し屋。
自分との戦い。
変えられる未来。
ブルース&ブルース。
ただ、それだけじゃなかった。
この意外性は大好物だ。
繰り返される運命に出口のない時間が流れている。
ジャンルも飛び越えてその無限を掴め。
想像できる未来は、未来なのか。
決めるのはいつだって自分だ。
ちぶ~的ノーイケメン度5
ジョセフはもともとイケメン!って感じではない。だからといってブルースに似せてもブルースも大してイケメンではなかったことに気付かせてしまった余計な俳優魂。