ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

\年間約300本の映画を鑑賞!ブログ運営歴20年!イラスト付記事を毎日更新中!/『トップガン』で映画を知り『13日の金曜日』でホラー映画漬けで脳みそもホラー化の生粋ホラ女!映画でもう一つの人生を手に入れられる!レベルアップ呪術を発動中!/

クレイジークレイマー「スリーパー」

いつものカフェで夕飯。

 

今週一週間は長かった。

 

おいしい食事で気分がよかったのに...

 

近くにいたおばちゃんが「このパスタ、味が薄い。前の味と違う。」とクレームを入れていた。

 

ここは、高級レストランじゃない。

 

味の追求は他でしてくれ。

 

場違い。

 

一体、何を求めてるんだ。

 

そして、まずいなら帰れ。

 

サービスしてもらってケーキまで食ってたやないか。

 

ああいうおばちゃんにはなりたくない。

 

 

 

「スリーパー」みたいに、楽しい場違いならまだいいけども。

「スリーパー」


 
解説......

冷凍睡眠から目覚めた男マイルス。彼が眠っている間に200年の時が過ぎ、世界は一部のエリートによって管理されていた。W・アレンによるSF諷刺コメディ。突然、訳の分からない世界に落された上に、反体制活動に巻き込まれ警察に追われるマイルス。とっさの判断で逃げ込んだバンにあった、召使いロボットに扮し危機をかわした彼は、そのままルナという女性の家に運ばれ……。

 

 

 

 

 

ウッディ・アレンのSFの世界。

 

やっぱりおかしい。

 

そこがいい。

 

目覚めたら200年後。

 

起きた瞬間また凍りそうな勢い。

 

自由と支配。

 

”自分”があるものから排除される世の中。

 

機械化していく社会。

 

コメディだけど実は痛烈な社会風刺映画。

 

 

 

 

目覚めたらアホ顔。

 

そりゃ、200年も寝てりゃぁ脳みそもおかしくなる。

 

どうみても表情は志村けん

 

髪型も酷似。

 

”バカ殿、未来人になる”の巻である。

 

顔芸が一品。

 

それがすべて。

 

混乱する志村けん

 

召使ロボットのフリは無理がある。

 

バレないのは、それだけ何も見えてないってことか

 

 

世の中は便利になっても思想は発展していない。

 

自由は奪われている。

 

社会が支配しようとする。

 

管理しようとする。

 

権力で押さえつけて都合のいい世の中をつくっている。

 

それはこの映画の世界だけでなく今も起きている気がする。

 

目に見えない侵略に気付いていないだけ。

 

眠ってたのは志村けんではない。

 

私たち現代人。

 

笑わせながらもしっかり警鐘をなげかけてくる。

 

愛はどの時代も風化しないということも添えて。

 

 

 

 

ちぶ~的未来アイテム度5

”オーブ”という名の麻薬らしき球体とセックスマシーン。快楽は便利になっても得ようとするものは一緒。