ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

バッキャロー!「バッファロー'66」

仕事は早く、正確に、要領よくやるもんじゃありませんか。


無駄なことはできるだけ省く。


効率よくこなしたい。


自分がそう思っていても一人で仕事をしているわけではないので、そうはいかず....


そのツケが月末にまわってくる。


忙殺される日々。


バッキャローと叫びたい。


もっと頭を使えと言いたい。


言えないから今日も晩酌。


仕事ってこんなものよね。



だけど、「バッファロー'66」のような恋愛のバッキャローはお断り。
ブラックなちぶ~の評論日記☆

解説.....

ヴィンセント・ギャロを一躍スターダムに押し上げたラブ・ストーリー。愛を知らないアナーキーな男と、彼に惹かれる女の寡黙な愛を描く。グレーを基調にしたビジュアルや独特のスロー描写など、他に類を見ないアーティスティックな作風が見もの。共演にクリスティーナ・リッチ。5年の刑期を経て出所してきたビリー。仕事で家を離れ、両親に結婚したと偽っていた彼は、実家に戻るため通りすがりの女・レイラを拉致する……。







男って子供よねって女が言う。


そういう女も子供だから相手にできるのに。


自分勝手で面倒くさい男。


そんな男にどう惹かれたのか分からない妙に尽くす女。


ぶっちゃけ相手は誰でもいい。


その人じゃなければならない理由なんてほとんどない。


自分にとって必要だったときにやってきた人に恋をする。


恋というくされ縁。


それなのに、それを純粋な恋だと信じて疑わない二人。


思い込みも恋の一部だと言いますよ。






なぜだか評価が高い。


カルト的人気。


最初はよく分からなかった。


確かにオシャレ。


映像の色もカット割りも独特で個性的。


主演二人も個性的。


ヴィンセント・ギャロは、目がギョロ。


クリスティーナ・リッチーは目がパチッ。


胸もドカっと体もボチャっと迫力がある。


でも。


私はそんなところはちょっとどうでもいい。



そっちよりもストーリー。


この男と女。


いびつで理解不能な恋愛。


恋愛とも言い難いところ。


なんか。


若い時の恋愛みたい。


このカップルはアメリカ映画なのに、日本人カップルのよう。


男はバカで子供で、なんでも自分が支配したがる。


女はそんな男をなぜか一途に想う。


寂しかったり、その人と自分に似ているものを感じたり。


従うことが愛だと信じてる。


レイラは男の理想の女。


従順で疑わなくとも愛をもらえるという安心感。


なんてバカな女なんでしょう。


成り下がっとる。


でも、女ってそういうとこあるんだな。


恋は盲目。


恋は束縛。


恋は思い込み。


馬鹿な恋。


でも、それが恋ってもん。


恋で世界の色が変わる。


食べ物も服も表情も。


恋をするとかっこ悪くなる。


自分の考えも相手に合わせようとして。


自分がなくなっていく。


相手がすべてになっていって。


違う自分になる。


それが恋の怖さ、恋のパワー。


何も失わずに手に入る恋は恋じゃないかもしれません。



ロマンティックじゃない恋愛。


そんなところがあまのじゃくには心地よかったりする。








ちぶ~的ウザメン度5目目目目目

絶対こんな男は好きにならない!あまりのSMプレイに笑うしかなかった。

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