ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

空気を読むひと「愛を読むひと」

きゃぴきゃぴしてる女の人って苦手である。


女子力が高めの人って見てて引いてしまうのである。


自分が、カラッカラのサバッサバだから。


新人の人が意外に女女している人。


師匠に教えてもらってる間もやたら愛想がいい。


笑顔と笑い声がはじける。


繁忙期の今、私の空気とは大違い。


昨日は休日出勤をして、月末の仕事に超追われてる私。


そんな横で、「今日は疲れますね~」と昨日休んだ人に言われる。


弱音を簡単に吐けるってうらやましい。


空気を読めない人は時として得である。



こちらは愛を読んじゃう、「愛を読むひと」。
ブラックなちぶ~の評論日記☆
あらすじは...

1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル(デヴィッド・クロス)は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。






生粋のロマンティックラブストーリーだとか思うでしょ。


綺麗でまぶしい少年時代の淡い恋。


そんな話だと思ったら大間違い。


痛々しくて、切なくて、どうしようもできなくて。


そんな時代に翻弄された男と女。


本を通じて愛を、事実を知る。





序盤のラブシーンの連続に胸焼け。


ハンナは純粋に少年のマイケルを愛してたのだろうか。


正直、そこは分からなかった。


彼女の愛は、埋められない虚しさをマイケルに向けただけのように思えた。


少年は純粋で無垢で無知。


だからこそあそこまで愛せた。


初恋は風化しない。


ハンナにとってはただの恋愛。


いつだって自分を忘れない女だったのだろう。


プライドと恥。


彼女にとってはそれがすべて。


それしかなかったのかもしれない。


少年の罪悪感がこの初恋を縛り付ける。


過ぎたことだと割り切れない。


人間は後悔する生き物なのだ。


そして、どうしようもできないことがある。


壊れてしまったものは、もう元には戻せない。


人生は不完全のまま流れていく。


生きることは難しい。





人に本を読んでもらう。


それは愛情表現の一つかもしれない。


物語を語る。


聞いている人に物語を与えるように。


愛を読む。


その時間は二人だけの世界に変わる。


そして、その時間は一生消えることのない永遠の初恋だったのだ。









ちぶ~的女々しい度5パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!

よく言えば、一途。悪く言えば、しつこい男。奥さんになっちゃった人が一番の被害者。男の人はこんなにも昔の恋愛を大切にするものなの?

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