派遣先の会社はそこそこ有名な中小企業なのに家族経営。
社長の奥さんが普通の社員ポジションにいるのにも関わらず経営や仕事のやり方にまで口を出してくる。
噂には聞いていた発狂伝説。
気に入らない人にはそこの人が辞めるまで苛め抜くという。
満たされないババァは、狭い世界で自分の存在意義を得ようと必死。
もちろん、全く筋が通っていないので周囲にとってはただの迷惑。
何も分かっていない奴ほど吠える。
全く理解できないその怒りの矛先はなぜか私へ....
この前、偵察に来たのである。
あいさつもせず入ってきて、質問攻め。
まだ一か月も経ってないのに、根掘り葉掘り聞いてくる。
私は、そんなに弱くない。
途中、あまりにもしつこいので「まだ入ったばかりなのでわかりません」と阻止。
あんたにかまってる暇はない。
諦めた、ババァ。
今までの経験が私をつくっているのである。
しかし、それでもババァに驚いたが「宇宙人王(ワン)さんとの遭遇」にも驚いた。
イタリア映画、Ti amo.
あらすじは....
2時間で2,000ユーロという高給に釣られ、急に入ってきた通訳の仕事を引き受けた中国語の翻訳家ガイア(フランチェスカ・クティカ)。国家機関で働くという謎めいた男キュルティ(エンニオ・ファンタスティキーニ)の迎えを受け、彼女は通訳をする相手のいる施設へと連れていかれる。しかし、それは人間ではなく、中国語を話すワンという名の地球外生命体であった。ワンを地球への侵略をたくらむ宇宙人だと決めつけ、厳しい尋問を休みなく続けるキュルティの冷酷さに怒りを覚えたガイアは……。
予告で発見したヘンテコ映画。
これを見るために本物の「未知との遭遇」を見たということは大きい声では言えない。
それくらいチープかつB級。
しょうもないのは言うまでもない。
王さんにお金をかけ過ぎちゃった感。
だからとって完成度は......オモロイ。
中国語を話す宇宙人。
イタリア人の発想力、宇宙一。
これだけで、ご飯を3杯はいけそうです。
王さん、中国語がご堪能。
ちょっとまでは、英語が宇宙語みたいな感じだったのに。
宇宙人にも最先端な情報が入ってるらしい。
言葉もだけど見た目もインパクトがある。
どこか気味悪くてなんかカワイくみえる。
ゆるキャラな雰囲気。
”イカ野郎”と尋問するおっさんに罵られてるところを見て、初めてイカっぽいと気づいた。
侮辱するわりに、よく気がつくおっさん。
終始うるさくて同じことしか言わないので、王さんよりも私が怒りそうだった。
私も王さんみたいに頭の皮を広げてやろうかと思った。
あの生態は、抜群にイケている。
王さんを見て思う。
なんでも見た目で判断できるのか、そうじゃないのか。
暴力で物事は解決するのか、しないのか。
中国は世界にとって悪なのか、そうじゃないのか。
何気にさまざまことをわたしたちに問いかける。
異文化コミュニケーションってどうでしょう。
王さんの最後の一言。
私は、シビれましたよ。
ちぶ~的地球適用力度2
まさかの階段に不向きな足。階段登れなかったら結構しんどいよ、地球で生きるのは。