本日、飲み会でした。
新しい職場で毎日新しいことを覚える。
それだけで結構疲れてるっぽい。
ストレスは飲んで吹き飛ばさねばなりません。
どちらかというと、飲むことより文句を言うことの方が多い気がしますが。
人間、不満がなくなったらどうでしょう。
不満があるからこそ、怒りがあるからこそだと思うのです。
それを活力にしていけるのですから。
「プレイ‐獲物‐」は、狩るか狩られるかですが。
銀行強盗の罪で刑務所にいるフランク(アルベール・デュポンテル)は、先に出所した同房者モレル(ステファーヌ・デバク)に愛する妻子の保護を依頼する。しかし、モレルは若い女性ばかりを狙う猟奇殺人犯だったことが判明し、フランクは家族を守るため脱獄。必死にモレルの行方を追うフランクだったが、モレルが犯した罪まで着せられ、連続殺人鬼の脱獄犯として追われる身になってしまい……。
最近のフレンチサスペンス・アクションは良作が多い。
「この愛のために撃て」や「唇を閉ざせ」のような緻密さはないがそれなりに楽しませてくれる。
おっさんの捨身アクションがこだわりを感じる。
特殊効果に頼ってないダイナミック体当たり映像は好感度大。
逃げる、逃げる、おっさん、逃げる。
いつの間にか応援し始めること間違いなし。
つっこみどころがちょいと多すぎるストーリー。
逃げるおっさんことフランク。
自分の妻さえ信用できないでいたくせに、急に同房者を信じる。
檻の中ってのは、やはり判断力が鈍るところなのだろうか。
しっかりしろと言いたい。
妙に鍛えられた肉体は最初から逃亡することを前提に鍛えてるとしか思えないほど。
怪しまない刑務官、無能すぎ。
でも、フランクおじさん悪くない。
一生懸命に逃げる。
アナログアクションは、見ていて気持ちがイイ。
妻のため、娘のために突っ走る。
何も考えずにただ大切な人を守るために。
無鉄砲な愛だからこそ強い。
役不足だった悪役モレル。
顔は元々変質者顔なので合格だけど。
本当に怖いのはその妻クリスティーヌじゃんか。
演じてるナターシャ・レニエが地味で大人しい風貌。
わざとらしく狂気を見せない。
ただの異常者を淡々と見せられる。
人っていうのは全くわからないものだ。
脈略もなく崩壊している人間が存在する。
自分が同じ人間だということに驚かされるのだ。
人を信じるということ。
それは、簡単なようで難しい。
人間は人間と生きている。
でも、自分以外の人間は違う生き物であるということも忘れてはいけない。
信じるか、信じないか。
それもやっぱり自分の判断次第。
ちぶ~的やめられない止まらない度5
人間、やめどきが肝心。逃げ続けるとクセになるから気を付けて。飲みすぎると最近加速するのはなぜでしょう。