ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

私を辞めません「蝿男の恐怖」

お昼過ぎ、急に得体の知れない感情に襲われる。


理由もなく涙が止まらない。


トイレに駆け込んで5分間泣いてみても全く止まらない。


自分の限界を知る。


仕事ができないわけじゃない。


露骨ないじめをされているわけじゃない。


これだという理由はない。


というか全部無理。


この中途半端さがダメなんだ。


臨時職員に未来はない。


あと1年半近く合わない職場にいる意味がない。


もっと笑っていたい。


美人じゃない女から笑顔をとったらただの屍じゃないか。


死ぬよりならやめた方がいい。


勝手に体が、口が、辞めたいと上司に報告していた。


私、まだ生きたいんです。


仕事好きだから。


私の地獄も10日で終わります。


応援してくれた方、心からありがとう。




「蝿男の恐怖」のように私は”別物”になんかなりたくないんです。


私は、人間でいたい。
ブラックなちぶ~の評論日記☆
解説は.....

電送装置を開発した科学者自らが行った人体実験。その時に紛れ込んだ一匹の蝿によって科学者は、頭部が蝿と化した奇怪な姿となる……。ジョルジュ・ランジュランの原作を映画化したSFホラーの古典。プレス機によって頭部を押し潰された科学者の死体から始まり、やがて回想になっていく物語は、こけおどかしばかりの恐怖映画とは一線を画す造りであり、科学者の身にふりかかった悲劇が次第に明らかになるくだりも見応え充分。あまりにも悲劇的かつショッキングなラスト・シーンも深い余韻を残す。






最初にリメイク版を見た。


グロテスクなのに、ヒロインの一途で深い愛に感嘆。


オリジナル版はラブストーリーやリアリティ重視ではない。


完全なるドラマ。


同じ材料なのに違うおいしさ。


ハエの音がこんなにも怖いとは思わなかった。





研究に憑りつかれた科学者の悲劇。


一線を越える人体実験。


古典ではあるが、今見ても引き込まれる要素満載。


回想になっていく展開は見事。


当時の特殊メイクはまだまだ。


だからこそ心理的に追いつめられていく描写が繊細。


科学者である旦那のハエ姿を見てしまったとき。


妻は叫ぶ。


ハエ旦那には妻が何個も視界に映る。


ハエ目線からなのか、恐怖の表現か。


ショッキングな映像の作り方が好き。


ちなみに旦那はハエというよりも....


ハエライダー。


妻は叫んでも私は拍手をしたくなりました。


雑すぎるハエは、かわいい。


リメイク版でリアリティをあそこまで追求した理由が分かった気がします。


私は、ハエライダーの方が好きですが。


ラストのハエマンの精一杯のCG。


やっぱりちょっと怖くなる。


かわいいんだけど、ちょっと怖い。



人間の追及心ってやっぱり異常。


神の領域に踏み込む。


それは果たして研究のためか自我の欲求か。


ハエライダーはそんな人間の愚かな欲のかたまりでできているのです。









ちぶ~的女は強し度5パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!

リメイク版に比べてオリジナルの奥さんの気持ちの切り替えの早さが超高速。一番怖いのは開き直る女である。私もそうしよう。

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