『私のおでこにもクエスチョンを…』
ルチオ・フルチのオカルトスプラッタ映画。
修道女と悪魔と呪い。
ヒロインが闇の世界に引き込まれていくシーンは幻想的で美しい。
が、物語としてはあまりまとまっていなくて支離滅裂。
観た者全員のおでこにクエスチョンがつく呪いにかかること必須。
個人的にルチオの意味がわからないホラーの世界観が好き。
ツッコませてくれるから、飽きはしない。
有名な股裂けシーンも、今観れば陳腐なんだけどあの安っぽさが私にはたまらない。
コスチュームもメイクも笑ってしまうくらい露骨。
だけど楽しめればそれでOKだ。
タイトルは、デモンズに便乗しようとしたようだが全くの無関係。
だけど、そうしてくれなければ私も観ることができなかったかもしれない。
適当なタイトルに感謝しつつ、また変な映画を観てしまったと思う。
いつかルチオ・フルチのホラーを理解できるようになったら、私のおでこについたクエスチョンの呪いが解けると信じたいですね。
ちぶ〜的はてな度5
脈略とか説明を求めるなんてそもそも愚問じゃね?ということみたいです。
本日紹介した映画は…
ルチオ・フルチの 新デモンズ(1990)
DEMONIA/LIZA
- 監督 ルチオ・フルチ
- あらすじは…
- 過激な残虐シーンに喝采!イタリアン・ホラーの巨匠、ルチオ・フルチによるスプラッター映画の決定版!残虐描写と撒き散らされる臓物満載の快作!
- (DMM.comより引用)