ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

「ザ・ヴィジル~夜伽~」


『たまには、ライトな悪魔祓いもいいかも。』

 

過去のトラウマから精神を病んでいる男。

 

死者を一晩見守るというユダヤ教の夜伽のバイトを金目当てに引き受ける。

 

日本人にはあまりピンとこない夜伽という風習が興味深い。

 

日本でも冷静に考えれば、一風変わった葬式の儀式も田舎だとよくあるので。

 

文化の違いも見どころかも。

 

ただ思ったより地味だった。

 

要は悪魔祓い系ホラーなんだろうけど、サラッとしてましたね。

 

 

一番怖いのは暗闇に隠れたババア。

 

ボケているのか本当なのか分からない戯言。

 

自分も年を取ったらああなるかもしれないという恐怖がリアル。

 

ユダヤ教独特な風習や、主人公のダークな過去にホロコーストのエッセンス…

 

そこはあまり観たことない組み合わせで楽しかった。

 

でも、やっぱり全体的にふんわり薄い感じになってしまった感は否めない。

 

 

悪魔が大好物な心の闇。

 

だけど、その闇から抜け出すことができたら人間はもっと強くなる。

 

立ち向かう勇気こそが、前進へのきっかけとなるんですよね。

 

 

ちぶ〜的二人きり度5ハートハートハートハートハート

例え、取り憑かれていない死人だとしても一晩二人きりで過ごすのは怖すぎますね。

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本日紹介した映画は…

 

ザ・ヴィジル~夜伽~ (2019)

THE VIGIL 

監督 キース・トーマス
あらすじは…
ユダヤ教の信仰を捨てた若者ヤコブは、死人の棺を一晩見守るというユダヤ教の慣例にある役割を謝礼目当てで引き受ける。しかし認知症を患う未亡人は何かにひどく怯えており、ヤコブもまた恐るべき存在と対峙していることに気づく。ジャンルとしてのオカルトホラーに、ユダヤ教ホロコーストの歴史を組み合わせた異色作。本作が長編監督デビューとなるキース・トーマスが、見えないものへの恐怖をじわじわと煽る演出の冴えで魅せる。
GYAO!より引用)