『アメリカのウェルカム文化の脅威。』
シャロンテート殺人事件がモチーフの映画って結構ある。
だけど、こういう視点が一番リアルで怖い。
アメリカ人特有のなんでもウェルカム文化っていつも思うけどリスクが高すぎないか。
誰にでも気軽に声を掛けて、今日出会った人とすぐ友達になってしまう…
ある意味、ハッピーな感じに見えるけど実はそこに物凄いリスクが存在することを忘れてはいけない。
意外と地味。
そして、シャロンテート自身に焦点が当たっているわけではなくその場にいた被害者たち目線。
家に得体の知れない誰かがいるというシンプルな恐怖。
逃げ惑う姿もリアリティに重点を置いていて、まるでこちらも追い詰められている気分になる。
もし、自分の家でもこんなことが起きたら…
と、想像しただけで怖くなった。
自宅侵入される前は、開放感溢れる雰囲気で陽気だった登場人物たち。
そこから一転して、一気に地獄に落とされていく感じは本当に怖い。
悪夢は突然やってくる。
今までの幸せは一気に悪魔が奪っていく。
こんなことがいつ誰に起きてもおかしくない。
そう思うと、どんどん怖くなるので…
とりあえず、私は家の戸締りがちゃんとされているか確認してしまいましたよ(笑)
ちぶ〜的侵入者度5
姿がよく見えないのも姿が見えた瞬間も、どっちも怖いわ…
本日紹介した映画は…
ウルフ・アット・ザ・ドア(2016)
WOLVES AT THE DOOR
- 監督 ジョン・R・レオネッティ
- 解説…
- 1960年代、ハリウッドを震撼させ、世界中の新聞の見出しになった「マンソン・ファミリー」連続殺人事件にインスパイアを受けたスリラー。監督は『アナベル 死霊館の人形 』のジョン・R・レオネッティ。
- (DMM.comより引用)