ホラー映画さえあれば!

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「地獄」

 

『全部、丹波哲郎が持っていく(笑)』

 

私が敬愛する中川信夫監督の「地獄」をリメイクした作品。

 

エログロ界の巨匠である石井輝男監督作品とあって、物凄い…強烈!!

 

絶対、今はこんな映画作れない。

 

実際にあった凶悪事件を生々しく再現しながら、地獄の裁きを魅せてくれる。

 

正直、悪魔のような人間たちの行く末がこんな地獄だったらいいのにって思う。

 

人間界では与えられない罰のオンパレードはある意味爽快。

 

遺族の気持ちになると、これでも物足りないくらいかもしれませんけどね。

 

 

本当にこういう凶悪事件って実際に起きているわけで…

 

途中、物凄い気持ち悪くなるほどリアル。

 

石井輝男監督なので、包み隠さず表現されている。

 

ちょっと不謹慎かもしれませんが、麻原死刑囚の再現がめっちゃ胡散臭くてそっくり!

 

あんなクソ教祖を信じてしまうくらいのめり込んでしまう精神状態が一番怖い…

 

誰でも持っているかもしれない危うい弱さを、ああいう悪魔みたいな人間は簡単に引き出してしまうんでしょうね。

 

ある意味悪魔のカリスマ。

 

 

ただ、最後の丹波さんが全部台無しにしていく感じが…(笑)

 

それも含めて、石井輝男映画って感じかもしれませんね。

 

 

ちぶ〜的地獄度4ゲローゲローゲローゲロー

中川信夫の地獄の方がオシャレだったかな。こっちはちょっと露骨な感じですね。

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本日紹介した映画は…

地獄 (1999)

監督 石井輝男
解説…
中川信夫監督「地獄」を、神代辰巳監督以来2度目のリメイク。前2作がフィクションだったのに対し、本作は、連続幼女誘拐殺害事件、オウム事件、毒入りカレー事件等々、実際に平成日本を震撼させた事件を生々しく再現し、事件を引き起こした犯罪者たちを地獄で裁くという戦慄の問題作。人生に思い悩む少女リカは、公園で出会った老婆によって、地獄へ連れていかれる。そこでリカが見たものは、現世で大罪を犯した亡者たちが閻魔大王の裁きによって、鬼たちに地獄の責めを受ける阿鼻叫喚の修羅場であった。
 
yahoo!映画より引用)