『現実で起きているサバイバル。』
そこで起きる壁のこっち側とあっち側。
映画だけど、実際現実はこんな風に事件が起きているのだと思う。
日本人には遠すぎる現実に、ちょっと感情移入が難しかった。
本当にタイトルそのまんまで進んでいくので、退屈...
身近に戦争がある国の方々が見たら、もっと全然違う感想になるのだと思います。
レバノン侵攻が描かれているけれど、分かりやすい残酷さとか悲惨さがあまりない。
想像はさせるけど、確信を突かない。
リアリティを追求したからなのか、追求するあまり内容に厚みが出せなくなってしまったのか...
それすらよく分からなかった。
正直、全体的に印象的なシーンが少なく単調なストーリー展開。
やはり、映画なので多少エンタメ要素も必要なのではなかと思う。
設定や描きたかったことが分かるだけにもったいない。
つまらなくなってしまっても、こういう作品は必要。
壁のこっち側もあっち側も平和な日本人には衝撃的な作品であることは違いない。
ちぶ~的衝撃度3
さっきまでの当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間が一番ぞっとしますよね。
本日紹介した映画は...
ウォール 絶体絶命 (2019)
ALL THIS VICTORY
- 監督 アフマド・ホセイン
- あらすじは...
- イスラエルによる空爆を受けたレバノンのとある村。24時間の一時停戦を受け、マルワンは父を救い出そうと村に向かうが父は見つからず、
行方を探しに近所の長老の家を訪ねる。そこにいたのは長老と父の友人、そして空爆を逃れてきた夫婦。偶然出会った5人を、突如、再開された空爆の衝撃と爆音が襲う。
空爆が終わると、今度はイスラエル軍部隊が家のすぐそばで偵察をはじめる。見つかれば即射殺される恐怖の中、5人は狭い家の中で隠れ、音を出さないよう息をひそめる。
敵兵の存在を家の屋上、外壁のすぐ向こうに感じる緊張感。そして訓練された軍用犬が放たれる・・・。
武器も食料もない中、5人はたった1枚の壁を頼りに、命がけの3日間を過ごす・・・
- (Amazonより引用)