『罪な女よね...』
実際に起きたアン・ペリーによる殺人事件がベース。
少女たちが男子を誘惑してからかったり、動物を殺したり...
「禁じられた遊び」の少女エロって感じでしょうか。
男子にしてみたら本当にひどいけど...
少女だからこその危うさと純粋さがよく描かれていたと思います。
当時は、フランス本国でも上映禁止になったらしい。
確かに、反宗教的なシーンもあるし少女エロはヤバいですからね...
教育には絶対に悪い作品ですよ。
ただ、こういう時期って女の子には必ずあるから共感はしないけど否定もできない(笑)
まだ子供だからこその狂気ですよね。
心と体が一致していない思春期って一番怖いかも。
破滅すら美しいものに見えてしまう年頃...
大人になった時、きちんと自分の悪の華に気づけるのでしょうか...
映画のラストはなんだか悲しくて切なくなりました。
本日紹介した映画は...
小さな悪の華 (1970)
MAIS NE NOUS DELIVREZ PAS DU MAL/DON'T DELIVER US FROM EVIL
あらすじは...
公開当時に反宗教的、反道徳的という理由からフランス本国で上映禁止となった禁断のサスペンス。悪に魅せられたふたりの少女の顛末を描く。厳しい寄宿学校に通うアンヌとロールは、ボードレールの「悪の華」を耽溺し、悪行の限りを尽くすが…。
(Amazonより引用)