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「チャーリー・セズ/マンソンの女たち」


『悪魔の手先になった女たち。』



当時のロマン・ポランスキー監督の妻だった女優のシャロン・テート惨殺事件を起こしたカルト集団にスポットを当てた作品。


日本でいうと、オウム真理教のような宗教団体。


教祖だったチャーリーズ・セズの異常な支配と洗脳。


そんなイカれ男に陶酔してしまった不幸な女達。


実は誰でもこうなってしまう危険を持っているかもしれないと思わせる真実が怖い。




チャーリーズ・セズにハマってしまい、事件を起こした女たちは刑務所に入っても洗脳がなかなか解けなかったらしい。


その時点でかなり不気味。


でも、アダムとイブのように知識がつくと今まで見えてなかったことに気づく。


きちんと教育を受けることで、自我に目覚め事実に向き合っていく。


それと同時に、罪に気づき苦しんでいく彼女たち。


なんだか同情してしまった...


確かに、人間とは思えないくらい残虐な方法で殺人を犯してしまったという事実は変わらない。


でも、本当の悪魔は手先ではなく支配者。


彼女たちは、この事件の行為自体に悪意はなかった。


ただ単に彼への愛のために行ったこと。


本当に彼女たちは心の弱さにつけ込まれて、騙されてしまったんだ。


行き所のない不条理な真実に心が痛みました。



特に思春期は、心が不安定で自分のことを誰も分かってくれないと思いがち。


でも、実際は違う。


もっと周りの人に頼ったり、甘えてもよかったはず。


二度と、こんな事件がどこの国でも起こらないことを祈ります。





ちぶ~的異常度5パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!パンチ!

どうしてこんな男にみんなが陶酔したのか。悪魔みたいな人間ってやっぱりいるんだなって思いますね。
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本日紹介した映画は...

チャーリー・セズ/マンソンの女たち (2018)

          

CHARLIE SAYS

監督 メアリー・ハロン         

あらすじは...
1969年8月9日、ロマン・ポランスキー監督の妻で女優のシャロン・テート(グレイス・ヴァン・ディーン)がハリウッドの自宅で惨殺され、アメリカ中を震撼(しんかん)させる。その次の日には、ラビアンカ夫妻がシャロンと同じような手口で殺害されてしまう。やがて、カルト集団の指導者チャールズ・マンソン(マット・スミス)とそのファミリー約20人が逮捕される。

(Yahoo!映画より引用)



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