『設定って大切よね。』
超話題になったサバイバルホラー。
音を立ててはいけない!
この設定で最後まで成立させたのはすごい。
見ているこちらまで力が入る。
そして、見る者も音を立てないようにしてしまうくらいの迫力。
私的には期待しすぎてしまって肩透かし感もありますが...
普通に面白いと思います!
よく考えるとツッコミを入れたくなる事項が多々ある。
この設定ではありえないことを成立させたりもする。
とても不自然だから、思ったよりハマれなかったのかも...
が、ちゃんと家族愛を描いていたり夫婦愛が溢れているので見ごたえはある。
印象的だったのは、皆が言葉を話すツールが手話ということ。
長生きするためには必須だと思うが、この家族がそれを容易にできたのは聴覚障害を持った娘がいたからだろう。
そう考察すると、なんだか興味深かった。
普通、手話は聴覚障害者が話すことができないからそれを補うために使うものというイメージがある。
この映画は、手話がなければ会話ができない。
生きていくためには、必須のツールだ。
この世界では障害はむしろ強みになる。
という、裏メッセージがあるような気もして…
この作品の面白さを感じることができた。
毎回思うが、なんでも期待しすぎはいけない。
分かっているのに、過剰な広告に騙されて期待してしまう。
きっと、予告や宣伝を知らなければ私も素直に傑作と言えたはず...
そこは、とっても残念に思いました。
ちぶ~的クワイエット度5
静かにするって難しい。音を立てないってストレスが溜まる!おしゃべりな人はきっと、一日ももたずに殺されますな(笑)
本日紹介した映画は...
クワイエット・プレイス (2018)
A QUIET PLACE
- 監督 ジョン・クラシンスキー
「クワイエット・プレイス」 - あらすじは...
- 音に反応して襲撃してくる何かによって、人類は滅亡の危機にさらされていた。リー(ジョン・クラシンスキー)とエヴリン(エミリー・ブラント)の夫婦は、聴覚障害の娘ら3人の子供と決して音を立てないというルールを固く守ることで生き延びていた。手話を用い、裸足で歩くなどして、静寂を保ちながら暮らしていたが、エヴリンの胎内には新しい命が宿っていた。
- (Yahoo!映画より引用)