私の職場はブラック会社だ。
と、思う。
離職率がやたら高く、社内の不公平感がものすごい。
部署によって全然やることが違うのに、楽でもつらくても一緒の時給。
別に頑張った所でなにがあるわけでもない。
ただ、できる人は仕事が増えていきできない人は楽な部署に異動になる。
いっそのこと仕事できない人に分類してくれればいいのにと思う。
きっと全員やめたいと思いながらも生活のために我慢している。
危険な状態が続いていることに、会社は気づいていないのかと思うと腹が立ってならない。
「ファイブ・コーナーズ/危険な天使たち」のティーンたちよりも私は今の状態って危険だと思っているんですよね。
若かりし頃のジョディ・フォスターとティム・ロビンスが出演している。
思っていた群像劇とはだいぶ違ったのでびっくりした。
この社会派ドラマは、少し淡々としすぎていてなかなかストーリーに入り込めなかったけれど。
妙なリアリティが不気味であった。
アメリカ人ではないので、この人種差別問題についての描写は正直ピンとはこない。
それでも、ここまではいかなくてもいまだに根強く人種差別が残っていることは残念でならない。
白か黒か。
肌の色が違うというだけで、同じ人間であることは変わらないのに。
人種差別の暗黒時代を匂わせ、それを痛烈に批判しているように思えた。
ティムさんの役はどうも聖人っぽくて気持ちが悪かった。
博愛精神は行き過ぎると、変な宗教でも開きそうで怖い。
まぁ、ティムさんの役は改心したっていう設定だったけども。
人間らしかったのは、むしろ罪人の方かなと思ったり。
社会問題をいろいろ盛り込んでいて、見ているこちらもずっといろんなこと考えてしまう…そんな映画。
ちょっと変わっているけれど、見て損はない問題提起ムービーであった。
ちぶ~的ティム様度5
若くてカッケーの。ちょっと気持ち悪いけれど。愛って偉大ってことよね。