別に大した絵は描いてないんですが、一応描いてはいるので他の方の手書きイラストを見るのが大変好きです。
私には、絶対描けない絵で映画を紹介されている記事を読んで毎回感動しております。
やっぱり、自分にはないものを持っている人って魅力的ですよね。
この「クロエ」もそういうことだったのかもしれませんなぁ。
駄作だという方がチラホラ。
確かにありがちですよ。
妻が夫の浮気を疑って、若い娼婦に誘惑するように頼む...というラブサスペンス。
男性から見たら、鬱陶しいかもしれません。
でも....
でもですよ?
これ、実は妻側から見たらとっても切ないお話ではないだろうかって私は思うんです。
小悪魔な娼婦クロエを演じたアマンダ・セイフライド。
痩せすぎず、太ってもいないベストなボディを惜しみなく披露。
お肌がぷりっぷり。
女性の私でもびっくりするくらいの美しさ。
おっぱいポロリがこんなにも神々しいとは...
象徴である若さを体で表現。
大人の女性にありがちな危うさをここまで出せるのは彼女だけ。
そんな二人の競演。
だからこそ、私は切ない物語だと感じたのかもしれません。
女は時間には勝てない。
それなのに、ずっと女でいることをまるで義務のように強制される。
たとえ、仕事が順調で家庭もあってそれなりのお金があっても...
妻というのは夫に愛されていなければ、虚しさが襲うだけである。
美しければもっと女でいることができるのか.....
夫に愛してもらえるのか....
年をとればとるほどに、女は自分に自信が持てなくなる。
"今"の自分を愛することができなければ、誰かを愛すことはできないはずなのに。
映画としては、イマイチだったかもしれない。
だけど、視点を変えれば実は深い物語。
妻と夫。
女と男。
"愛"というもの。
これは永遠のテーマであ〜る。
ちぶ~的クロエ度5
普通の男だったらクロエにイチコロでしょ!私だってイチコロです!あのバディはうらやましすぎる...