昔から、スパイ映画が好きだった。
ハイテクなアイテムに華麗なファッション。
見てるだけで痛快のアクション。
できることならば、アメリカ人に生まれてCIAに入りたかったものだ。
私にとっては、スパイって程遠い存在だけど…
この「SPY/スパイ」は、身近に感じられるスパイでした。
主演が、おデブの大スターであるメリッサ・マッカーシー。
助演の男性陣が、ジェイソン・ステイサムとジュード・ロウだなんて豪華すぎ。
濃いスパイに恋するスパイ。
今までのスパイ映画を逆手に取った傑作スパイコメディアクション!
もう、メリッサが演じてくれっちゃってるから大抵の女子は大共感じゃないだろうか。
冴えなくて地味で、自分に自信が持てなくて...
一生懸命仕事をしていても、結局目立たなければ評価ってされない。
自分の立場ってのを本人が一番自覚していているからこそ、慎重になってしまう。
どんどん、自分の殻を破って活躍していくメリッサが演じたスーザンに私は笑いながらも泣きそうなくらいに応援したくなった。
で。
終始、力んでいたステイサム兄さん。
最初は、武勇伝トークがウザすぎて笑えなかったんだけど。
あまりにも一生懸命に演じているものだから、可愛く見えてきた。
なんだかんだでジェントルマンでマッチョでかっこいいし。
ジュード・ロウよりも、やっぱり私はステイサム派だわ。
日本未公開だなんて信じられない。
日本人にだってこの面白さは分かると思うんだけど。
もし、続編が出たら同じキャストでまた見たい。
自分の可能性は、自分で決めるものじゃないんだってことを教わりました。
うん、本当に痛快で楽しかった!
見てよかったですわ~。
ちぶ~的おデブスパイ度5
変装がいちいちウケる!アイテムのダサさにもウケる!確かに、誰もスパイだって分からないと思うわ~。