田舎にもありました、学級崩壊。
私が小学生の時、ピークに流行ってた。
産休に入ってしまった超怖い先生の代わりで入った新任の男の先生が、怒っても怖くない先生で。
生徒になめられたんでしょうね。
先生の授業中に、悪ガキグループの子たちが大騒ぎをして他の子たちが授業を受けれない。
いじめも横行していて、クラスはめちゃくちゃでしたね。
校長先生が監視をしに来るくらい荒れてました。
でも、産休明けて怖い先生が戻ってきたら収まったんですよ。
その先生は暴力をふるう先生ではありませんでしたが。
ある程度の恐怖を与えないと、クソガキには立ち向かえないんじゃないでしょうかね。
だから、「処刑教室」の先生をつい応援してしまいましたよ。
これ、実話なんじゃないだろうか。
そう思うくらいにリアル。
不良グループが支配する学校。
そこでは、理性もルールも通用しない。
現代にもいそうな悪魔のような生徒たちとモンスターペアレント。
もちろん、暴力は反対である。
だが、この先生と生徒の戦いは果たして"暴力"になるのだろうか。
悪をもって悪を制すしか、方法はないのでは....
本当の怖さはそこにあるのだ。
タイトルが処刑教室だけれど。
まさか、本当に先生が生徒をコテンパンにするわけがないと思ってなめていた。
見てみれば、むしろもっとコテンパンにしてほしいと思ってしまうほどの悪魔がこの教室にいた。
なんて後味の悪い映画だろう。
結末が。
と、いうことではなくて....
こんなことが本当にありそうだと思ってしまうことで、この映画はトラウマになる。
現実離れしていると思えないという恐怖。
見終わってもこの衝撃と恐怖に、私は侵されている。
ちぶ~的処刑度5
もう、ガンガンに処刑していただきたい。もっと残酷でもよかった。それくらいにこの生徒たちを憎んでしまうのだ。