妹はオダギリ・ジョーのファンである。
みんなそうかもしれないが、いまだに「ゆれる」の彼を求め期待している。
秋田にはオダジョーは来なかったが、小栗監督は来るということで朝一で参戦した。
いい席をとるために一番前に並んだ。
それくらいの意気込みだった......
作品情報
開始5分。
私は、すでに気を失う寸前であった。
美しい映像にフランス語がど下手なオダジョー。
しかも、いちいち長ぇ。
これは.....
なんの訓練なのか。
私は、「映画」を見に来たはずだった。
それがどうだ。
これはただの「画」である。
絵画を左から順番にきれいに並べて見せられる。
しかも、途中で飛ばしたりするので何番目の絵を見ていたのかがわからなくなる。
なんですか。
ナンナンデスカー。
これはオシャレ映画なんですか。
芸術がわからない人を全否定しているような蔑んだ視線を感じてしまった....
このブログのタイトルに”ブラックなちぶ~”と掲げている以上、これははっきり言わないと逆に失礼だと思う。
ので、言います。
秋田びいきをしてもこれはいかん。
誰もが遠慮して言えない一言を言わせてください。(あくまで私の超主観ですが)
これ。
超つまんねぇ。
つまんねぇよ!?
えぇっ!?
と、
びっくりするくらいだったので、お腹がずっとグーグー鳴っていた。
何を欲していたのかは私にもよくわからない。
口はずっとポカン。
説明が少なすぎるとか、物語がなさすぎるとかそういうことだけがこの映画を退屈にしているわけじゃない気がする。
だって、カルト映画は大抵説明も物語もない。
それなのに、ずっと愛されるのは心に残る何かを作品で感じ取れるからだ。
これにはそれがない。
現に、もう記憶から消え去っている。
ただただ美しすぎる映画は儚く消えていく。
美人薄命ってやつなんでしょう。
何も残らない。
美しすぎたのが罪。
それでも、秋田にゆかりのある人物を映画にしてもらえたことは感謝したい。
評価は個人の超主観であるからして容赦いただきたい。
あ、中谷美紀様はちょっと怖いメイクも含め最高によかったことをここに記しておきます。
ちぶ~的フケル度5
見終わった後の疲労感が半端ない。今までなかったしわが2つくらいは増えたと思う。