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冷たい微笑「モナリザ」

モナリザ





女ってのはズルイ生き物だ。

 

よく、女は愛嬌だっていうけれど。

 

その愛嬌だってほぼ作り物であると私は思う。

 

微笑みの本当の意味を知ったら男性は幻滅するだろう。

 

が、女なんてそんなものである。

 

幻想を抱いている方がどうかしている。

 

女だって男とおんなじ人間であることを忘れてはならない。

 

 

ニール・ジョーダン監督の「モナリザ」を見てもよく分かる。

 

女って悩ましい生き物なのです。

 

 

 

クライング・ゲームの衝撃がまだ忘れられない。

 

独特な切り口。

 

男と女。

 

性と欲。

 

この対比を描くのがとてもうまい。

 

おっさんの恋。

 

知りたくなかった世界。

 

やっぱり、切ない。

 

切ないんだジョー。

 

 

 

かっこ悪い恋。

 

かっこよくなれないおっさん。

 

自分に正直で、意外と純粋。

 

どんな奴にも良心ってあるんだなぁとクズなおっさんに教わる。

 

世の中ってこんなに腐っているのか。

 

と、落胆する。

 

知らなければこんな思いをすることもなかった。

 

会わなければ何も起こらなかった。

 

そう思うのは、すでに恋なのだろう。

 

 

女が見ると納得してしまう。

 

男が見たら怒るのだろうか。

 

男女でかなり意味まで違ってくるような気がする。

 

世の中は、きれいごとばかりじゃない。

 

恋愛だってきれいじゃない。

 

そう思うのは女が現実志向だからでしょうか。

 

時々、男性が無垢できれいな生き物に見えるのは女の方が汚れた生き物だからかもしれないですね。

 

 

 


ちぶ~的微笑度5

あの笑顔にノックアウトなのか?でも、怒らせると大変だから微笑んでくれてた方が安心するかもね。