なぜか。
手鏡を年に5回以上は買い換えている。
すぐ壊すのだ。
取っ手をポキッと。
落っことしてヒビがピキっと。
その度に不吉。
が、あまりにヤルので最近は慣れっこ。
でも、「ミラーズ2」みたいなことになったら怖いから鏡はもっと大事にしておこうと思う。
キーファー・サザーランドの「ミラーズ」の続編。
ジャックが不在。
アジャ(一作目はアレクサンドル・アジャ監督)じゃない。
生粋のオカルトじゃない。
"じゃない"三連発で送る、微妙続編。
でも、切り株ホラー的には合格点。
だからこそ、もったいないお化けが鏡から出そう。
思うに、この監督は短気だ。
ストレートなタイプだ。
すぐ見せちゃう。
すぐ言っちゃう。
ゴア描写を魅せたくてしょうがなかったのだろう。
という映画占いは結構当たっていると思われる。
そんな奴がオカルトをやってはいけない。
オカルトには気長さが大変重要であり、出し惜しみをするという狡さが必要である。
きっと私とは気が合う。
が、オカルトとは合わない。
そこが最大のミス。
人間の体はいとも簡単に崩壊する。
もはや鏡を必要としないレベル。
そして、こんなことを言うのもアレなんだが...
このレベルで鏡で呪えちゃうなら地縛霊も苦労しない。
確かに鏡は魔法の鏡だ。
不気味な代物だ。
そして。
鏡よ、鏡、鏡さん。の使い方は、美しさを問うよりは有意義かもしれない。
鏡だって暇じゃないんだから。
と、なぜか鏡を労わってあげたくなりましたとさ。
ちぶ~的ミラー度3
ゴア描写がよくできていて+そこでの鏡の使い方は悪くない。だからよけい評価しにくい。私的にナイスバディのお姉ちゃんのシーンは男性も喜ぶ出来だと思う。