大人になると見えないものって増える。
怖いこととか不思議なことって子供の時の方が多かったような。
心が澄んでいてピュアな人にしかそういうことはもう起きないのかしらん。
たま~に、本当にあった怖い話を身近な人から聞くとその人ってピュアなんだろうなって思う。
子供みたいな無邪気さってうらやましいときがありますなぁ。
「チルドレン・オブ・ザ・コーン」もある意味素直だからこそのオカルトですね。
スティーヴン・キング『とうもろこし畑の子供たち』の映画化。
この原作はとても重宝されていてたくさん映画化されている。
その記念すべき一本目はコレ。
子供がとうもろこし畑で~。
キング原作映画はそこそこ見れるがそこそこが多いので期待はしていなかった。
これはそこそこよりは上。
穏やかだけどもオカルティ。
そもそも、スパニッシュホラー「ザ・チャイルド」をパクったと思われる原作だけどもキング先生だからいいのだっ。
人の気配のしないアメリカの田舎。
辺り一面とうもろこし畑。
ハイ、もう不穏。
タダならぬ雰囲気作りはうまい。
ある日、突然子供が狂うというプロットがいい。
子供の敵は大人じゃ。
と、言わんばかりにキマス。
子供の時、大人になんかなりたくないって思ったときありますでしょう。
そういう心理をオカルトに変えるところがさすが。(まぁ、パクリかもしんないけど)
とうもろこしってのもまたナイス。
アメリカではなじみのあるものなんでしょうね。
とうもろこしって平和なアイテムだと思ってましたけど。
夏になってかぶりついて食べるは控えたくなりました。
子供たちの怪演、スンバらしいので微妙感は漂いますが。
ものすごい陳腐な映像もありますけども...
見る価値はあります。
80年代ってこういうの量産されてるから似たようなの多いです。
いい時代だな、ほんとに~~。
ちぶ~的チャイルドプレイ度4
子供ホラーって面白いの多めです。こういうの見ると子育てって大変だなって思ったりする~。