おばちゃんの不思議行動が時々怖い。
急に何かを忘れて急に何かをしだしたりする。
最近、私もその傾向にあるので気を付けている。
カフェやスーパーで見かけるおばちゃんは強烈だ。
クーポンを持ってきて(たぶん期限切れ)謎の値段交渉をしてみたり、必ず同じコーナーに同じポーズで出現するオバタリアン(しかも不機嫌)等々。
一番怖いのは、強烈なオバタリアンの顔は皆似ているということ。
きっと何かが何かでつながっているに違いない。
「バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所」は、つながっていると思いきやラストで一気に迷子になりました。
解説......
解説......
トビー・ジョーンズ主演でおくる、狂気に陥るサウンドエンジニアを描いたイギリス発のサイコスリラー。イギリス人サウンドエンジニアのギルデロイは、イタリア人監督のサンティーニに雇われ低予算のホラー作品を扱う音響スタジオ“バーバリアン・サウンド・スタジオ”にやって来る。プライドの高い女優や変わった技師など奇妙な仲間に囲まれながらも、仕事をこなすギルデロイ。スイカをたたきつぶす音は頭を破壊する音、キャベツを刺しまくる音は人体を切り裂く音…。野菜を刻み続けて残虐シーンの音響を作り出していくうち、彼の中に潜む残虐性が目を覚ます…。現実と虚構の狭間に陥る彼は、暴走してしまうのか!?
タイトルと雰囲気、主役の風貌が満点。
音が創り出す狂気。
悲鳴に誘われる。
不気味な効果音と執拗なギルデロイの旅費請求.....
あれ。
これ、どうした。
どうなってんだ、これは。
ここまで見るものを一気に不安にさせるのも珍しい。
ラストで思わず「参りました」と言いたくなること必至。
叫びたくなった。
なんじゃこりゃ。
眠気を押さえて必死に見たのに。
その結果、よく分からない。
何かあったのか。
何もなかったのか。
分からなくて悶々。
シッチェス映画祭出品作品だからと期待しすぎたのだろうか。
私の脳みそがついていけなかっただけなのか。
足りない頭で今も糸口を捜索中。
ホラー映画と音楽は密接なつながりを持つ。
たとえ怖い映画を見ていても音量を下げると怖さが和らぐのはそのせいだろう。
音が隠れた本能を呼び覚ます。
題材としては上々。
中途半端の手前くらいになってしまったのが非常に残念。
でも、映画の音響の世界を覗けるのは興味深いかもしれません。
ちぶ~的スクリーム度5
悲鳴を出すのって難しいんだぁと思う。悲鳴がウマイ女優は、いったいどこで勉強してきたんだろうと感心してしまいます。