ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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電化製品のご臨終「江戸川乱歩の 陰獣」

今年に入ってからストーブを2台壊した。

 

この前はPCが壊れた。

 

今日、犠牲物が一つ。

 

電気....

 

点けようとしたらなかなか点かない。

 

強めに引っ張ったら、紐ごととれた.....

 

!?となったのは言うまでもない。

 

電気は点いたけど、もう消せない。

 

紐が穴のどこからあったのか分からない。

 

電気を点けっぱなしで出勤するしかなかった。

 

明るいままじゃ寝れない私。

 

どうしよう。

 

電球ってどうやって外すんだろう。

 

江戸川乱歩の 陰獣」の時代だったらロウソク対応でいいかもしれませんけど、そんなもの家にないしな。

 

あぁ、ツイてない。私も大江も。

江戸川乱歩の 陰獣」



解説....

推理作家の大江から脅迫状を受け取った静子は、夫婦の性生活が克明に描かれていることに恐怖を覚えた。彼女は、同じく推理作家の寒川に助けを求める。だが第二の脅迫状通り、夫は殺されてしまう……。

 




PCがDVDを読み込まなくなってもこの映画だけは再生できた。

 

なぜだろう。

 

私のPCは作品を選ぶのか。

 

2008年の「陰獣」フランス版もある。

 

日仏友好の証。

 

現代でも通用する日本のエログロ。

 

洗練されていて新鮮に見える。

 

江戸川乱歩の西洋っぽさは日本映画ではどうか。

 

独特のカメラワークが乱歩の作風が大江の駆け足のように迫る。




1977年作品。

 

それにしては映像が新鮮。

 

俳優は懐かしいようで古めかしくない。

 

あおい輝彦は若く、印籠は持っていない。

 

まだ、集団行動には向いていない時期。

 

好奇心旺盛で肉食系作家なのだ。

 

感情に正直で人妻好き。

 

こんな男は一歩間違うと変態野郎になる。

 

要注意。

 

静子演じた香山美子はとにかく艶っぽい。

 

着物を着ているほうがエロい。

 

ほくろはオンナをこんなにも色っぽくさせるのか。

 

大発見。

 

 

 

下心が余計掻き立てるのは謎とその一線の向こう側。

 

静子の傷はそそる色気。

 

その傷に触れるとき、大江は自分の知らない自分を知る。

 

サドとマゾ。

 

殺意と絡む色欲。

 

陰獣とは隠された獣のような欲情。

 

見た目では分からないことばかり。

 

でも、真実は見ても見なくてもまやかしのようです。

 

 



ちぶ~的ランラン度2

思わず、見入るけど結局はSMミステリー?な展開はどうしてもハマれない。他の作品もこんな感じなのか?