明日は派遣先の会社と顔合わせ。
ほぼ決定しているけど、よっぽど気に入られなかったら派遣されない。
面接よりはマシだけど、こういう日の前って落ち着かない。
心に雲がかかる。
不安が広がる。
かと思えば、新しい可能性に期待したりして。
光が差し込んだりもする。
「シャドー」のように、人間の心っていつどんな風になるか分からない。
結果がその人自身の本質を表すってこと、あると思う。
解説は.....
ローマへやって来たアメリカの推理小説家の周囲で次々に起きる猟奇殺人を描いたスリラー。悪魔や魔女といった超常現象的な要素を持たないD・アルジェント作品で、相変わらず殺しのシーンとショック・シーンだけが異彩を放っている。
相変わらず、解説が手厳しい。
ダリオ作品にそんな解説が多いのは気のせいなのか。
今作もお得意のジャーロ。
ダリオらしい殺人描写。
ド派手で突然。
だからいい。
最後まで分からない正体。
その影を追いかければ追いかけるほど、見失う。
それは、まるで出口のない迷路みたいに今いる場所すら分からなくなるのだ。
サスペリ系と違ってド派手な色使いはしていない。
それでも、印象的な部分に色をおくあたりはダリオらしい。
白いワンピース。
赤いハイヒール。
白は人の純真な心。
赤は血に染まる殺意。
影は常に潜み、心を貪る。
白を赤にしないように。
善の心が抑えている。
不安定だった白と赤が、何かのきっかけで崩れた時......
その瞬間、一瞬で真っ暗な影がすべてを覆い尽くす。
白は真っ赤に染まり、終わることを知らない。
真っ赤な心はもう元には戻れない。
だって、心は灰になってしまったんだから。
白かった”自分”は、もう跡形もなく消えた。
闇に支配された心は、もう白に戻せない。
どんな漂白剤を使っても。
影に殺される。
抑えられない衝動。
自分の心でも、コントロールできない。
心という名のパレットの色は、気づかない内に染まっていたりする。
そこが人間の一番怖ろしい”シャドー”な部分。
誰でも持っているシャドー。
それを呼び込むのは本人の本質次第だど。
ちぶ~的ホラークイーン度5
ダリオのパートナー、ダリアがまたしでも絶叫。このオカルト顔、必須。まぁ、私でもあんなに血が○が飛んだら叫びまくります。負けじと。