☆ちぶ〜的ざっくりあらすじ☆
学校に新しい先生がやってくるが、なんかおかしい。その先生は実はエイリアンだったことに生徒達は気づくが…デンマーク産パラサイト。
『理解できない人ってエイリアン。』
タイトルからして、絶対見ないやつ。
でも、ブライアン・W・コリンズ著「1日1本365日毎日ホラー映画」で紹介されていたので見た。
いや〜、久々に面白いエイリアン系見たよ!
デンマークホラーってのがまたいい。
アメリカとはまた違う風味。
同じことをしているようで違う。
スケールも小さいし、地味かもしれないけど私は見る価値のある作品だと思う。
新人のエイリアン教師が若い先生じゃなく中年の女性教師ってのがリアル。
年齢にしては、美魔女かもしれないけど素朴だよ(笑)
何よりも、エイリアンの目的が素晴らしい。
「愛」を知らなければ生き残れない。
それは地球人も一緒。
だけど、そもそも生まれた時から存在しない愛をエイリアンが習得することは非常に困難。
エイリアンにしてみたら、地球人が宇宙人になるわけで…
お互いに理解し合えない構造が見え隠れして面白かった。
仕事をしていると、時々理解不能な人物と出会う。
大人になってくると気づく。
そんな輩は、地球人ではないと。
案外、それはオーバーな解釈ではなく事実かもしれない。
最初からあるべき何かが欠落しているということ。
それはエイリアンと一緒だもの。
そんな人に出会ったら怒るのではなく、観察しよう。
そして、攻撃されたら宇宙に帰っていただく。
そんなシンプルな対応でいいのだなとつくづく思いましたね(笑)
本日紹介した映画は…
パラサイト X (2007)
VIKAREN
- 監督 オーレ・ボールネダル