☆ちぶ〜的ざっくりあらすじ☆
障害を持つ娘と甲斐甲斐しく世話をする母親。娘思いの母親に見えたが…娘はある日、自分が与えられている薬が危険なものであると知る。そこから恐ろしい真実が分かっていく。
『これが本気の毒親です。』
冒頭からなんとなくオチは予想がついてた。
けど、あそこまで酷いとは思ってなくて…
最近、よくクローズアップされる"毒親"ってヤツに震えた。
走ることができない娘の逃亡劇はハラハラしましたね。
人は与えられた環境で生きてしまう。
制限されていても、それが日常になっていると制限されていること自体に疑問を感じることはない。
それが普通だ。
疑問を持つことすら許されていないんだから。
でも、そこが覆った時全てが一変する怖さっていうのはショッキングだ。
そもそも自分は誰なのか。
今の自分の全てが信じられなくなる。
本当のことが知りたくて強くなる。
だから娘の必死な姿を応援したくなるのだ。
見終わってみれば、ちゃんとしたB級スリラーって感じ。
それなりに見応えはあったけど、想像以上にドロドロしなかった。
どこか淡白な様に見えたのは俳優たちの演技がちょっと爽やかだったからだろうか。
オーバーアクションな俳優をキャスティングした方がハマれたかもしれませんね。
ちぶ〜的毒親度4
カエルの子はカエルの子って感じのオチはゾッとできましたね。
本日紹介した映画は…
RUN/ラン (2020)
RUN
- 監督 アニーシュ・チャガンティ
- あらすじは…
- 生まれつきの病気で車椅子生活を送る17歳のクロエ(キーラ・アレン)は、大学への進学を望んでおり、自立しようと頑張っていた。そんな中、自身の体調や食事を細やかに気遣い、進学の夢を後押しする母親ダイアン(サラ・ポールソン)が差し出す薬が危険なものであることを知り、彼女は母に不信感を抱く。クロエは過剰なまでに自分を管理するダイアンから逃れようとするが、その先には想像を絶する試練と、思いも寄らぬ事実が待ち受けていた。
- (yahoo!映画より引用)