ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

「脱出」


『暴かれない秘密、罪と罰。』

 

ダム建設でなくなる予定の川で川下りを楽しむ4人のおっさん。

 

川下りシーンが本物らしく、迫力がある。

 

途中までレジャーをこっちまで楽しんでる気分にさせてくれる。

 

そこから一転して、死のゲームが始まる!

 

これ、ホラーだよ。

 

おっさんがおっさんを襲うシーンは吐き気がしました…

 

 

これ、ある意味アメリカの差別社会や格差社会を表現していると思う。

 

アメリカ特有の影というか闇を映し出している。

 

ダークサイドから伸びた手に捕まってしまった能天気な男たちは、さっきまでは平和に生きていたのに…

 

そして、このことをきっかけに人生が変わってしまう恐怖。

 

逃げても逃げても出口がない。

 

あのラストには絶望しか見えない。

 

 

知らなくてもいい本当の自分に出会ってしまった時、人はどうなってしまうんだろう。

 

下手なホラーを見るよりもずっとゾッとしてしまいましたよ。

 

 

ちぶ〜的脱出度3雷雷雷​​​​​​​

なぜタイトルが脱出なのかが意味不明。だって脱出できる日は来ないからね…

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本日紹介した映画は…

 

脱出 (1972)

DELIVERANCE 

監督 ジョン・ブアマン
解説…
ダム建設によって消えてしまう前に川下りをしようと、奥深い渓谷へやって来た4人の男たち。だが、地元民との些細なトラブルが、彼らのレジャーを“死のゲーム”へと変えてしまった……。J・ディッキーが自身の原作を脚色、異才ブアマンが奇妙な迫力で描きあげた傑作サスペンス。