『答えのない答え。』
こういう映画が流行ると、便乗して分かったようなフリをする奴が出てくるから嫌いだ。
この映画を面白いと言えば、カッコイイみたいな風潮も嫌い。
ハッキリ言って、私はこの難解さに大した意味はないと思う。
そもそも答えはあってないようなもので、考えることに楽しさがある気がする。
エンタメはそこにあるんじゃないだろうか。
評価は人それぞれでいい。
正直、つまらないとまでは言わないが...
お洒落でカッコよくても何かが足りなかった。
ワクワクはしない映画だと私は思う。
よくよく考えると、何点か辻褄が合わない。
まぁ、そんなことはどうでもいいのだろう。
コロナ禍でもここまで日本でヒットして話題になった作品が生まれたというだけで充分。
逆再生シーンは音楽と映像がカッコイイし、ハマる人の気持ちも分かる。
でも、なぜだろう。
想像以上にキャスティング地味で、華がなかったと言ってしまえばそれまでだが...
超大作風で宣伝されてた割には、スケールが小さかったような。
時間の逆行にも新鮮味を感じられなかった。
日本にはドラえもんがいますからね...
第3次世界大戦開戦の阻止って壮大な目的よりも、もっとシンプルな方が楽しめたのかも。
やっぱり、ノーラン監督ってどこまでもインテリって感じがしました。
私は時間の逆行なんて絶対してほしくない。
だって、過ぎたことは早く忘れたいから(笑)
人生のやり直しが可能になったら、今この瞬間を大切にすることすら困難になりそうですよね。
ちぶ~的洒落乙度3
あの音楽がカッコイイ!逆再生のシーンをもっとド派手にやってほしかったな。
本日紹介した映画は...
TENET テネット (2020)
TENET
- 監督 クリストファー・ノーラン
- あらすじは...
- ウクライナでテロ事件が勃発。出動した特殊部隊員の男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捕らえられて毒を飲まされる。しかし、毒はなぜか鎮静剤にすり替えられていた。その後、未来から「時間の逆行」と呼ばれる装置でやって来た敵と戦うミッションと、未来を変えるという謎のキーワード「TENET(テネット)」を与えられた彼は、第3次世界大戦開戦の阻止に立ち上がる。
- (Yahoo!映画より引用)