ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

「日本製造/メイド・イン・ジャパン 」


『真実の代償。』



2月に行ったあきた十文字映画祭で鑑賞した「Noise ノイズ 」も松本優作監督作品だったので、こちらも気になり鑑賞。(※過去記事はこちら↓)

短編映画ではあるが時間を感じさせない重厚感があった。


まさに現代の闇。


今やSNSは現代人の必須アイテム。


使いかたを間違えば凶器になり、人を死に追いやることだってある。


そのたった一言がSNSでは、誰かの人生を変えてしまう危険性を常に孕んでいる。


...これは、怖い。


ラストはゾゾッとなりました。




尖ってますね(笑)


殺人事件の犯人を知っていると取材を受けることになった若者たちの顛末。


スキャンダルって本当に怖い。


今は渡部の不倫報道で世間は賑わってますけど...


昔と違ってSNSで一気に情報が流れて世間の反応がすぐSNSで分かってしまう。


まるで犯罪者のようにすべてをさらされ、二度と社会復帰できないんじゃないかと思ってしまう程追い詰められる。


最近は、ゲス不倫の方が犯罪者よりひどい罰を受けている気もしますけど...


こんな世の中で、真実は一体どこにあるのかと見極める能力ってとても大切なことだと思う。


目の前にある情報だけを信じるのはかなりの危険行為。


思い込み程、恐ろしいものはないのだ。




SNSの普及によって人間関係の希薄さも深刻化してますね。


自分の隣にいる人はどういう人間なのかをきちんと分かっているのだろうかと不安になりました。


SNSだけじゃ人間の本質も事実も分からない。


うまくSNSと付き合っていくには使う側も上手な距離を保たなければならないですね!





ちぶ~的短編度5グッド!グッド!グッド!グッド!グッド!

この短さがちょうどいいかもしれない。見終わった後はヘビーな気持ちになりますけどね(笑)
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本日紹介した映画は...


日本製造/メイド・イン・ジャパン (2018)

監督 松本優作
解説...
長編デビュー作「Noise ノイズ」で注目を集める新鋭・松本優作が監督・脚本を手がけた短編作品。工業地帯の河川敷で、未成年による凶悪な殺人事件が起きた。近くの工場で働く恭一は、雑誌で事件についての記事を読み、犯人がかつてのバイト先の後輩だと知る。そのことをTwitterでつぶやくと様々なメディアから取材依頼が殺到し、記者の取材を受けることになるが……。「MOOSIC LAB2018」に出品され、短編部門の審査員特別賞・観客賞・最優秀男優賞(小西貴大)を受賞した。出演は「少女邂逅」の土山茜、「カメラを止めるな!」の真魚。人気アイドルグループ「ゆるめるモ!」が劇中歌を担当。
(映画.comより引用)