『どちらかと言うと、ドント・イート。』
邦題に「ドント」をつけたがるシリーズ(笑)
そしてなんだかんだで毎回見てしまう私。
「IT/イット」みたいな物語の展開にパクり臭を感じつつも、何気にしっかりとした骨組みで進んでいくストーリー。
"それ"のせいで子供時代につらい過去を抱えてしまった幼馴染たち。
生き別れた弟との再会から、最後はまさかの切なさに胸がチクっとしましたよ。
どんなことも何かを得るには犠牲が伴うってことでしょうか。
誰かが一つ幸せになったら、自分の知らない誰かが一つ不幸になっている。
それが世の常ですが、"それ"はその残酷さを自ら警告してくれます。
何気に風貌は可愛らしいので、登場した時点で「おや?」となりますがね(笑)
"それ"を封じ込めるために主人公が最後に起こす行動に私は感動してしまった。
自分のためではなく、家族のため。
もっと言えば、自分が知りえない人のためでもある。
でも、彼はシンプルに自分の弟を愛していたからこそ本能で最後の選択をしたのではないかと思うんですよ。
なんて切ないんでしょう...
タイトルに騙されず、ぜひ見てみてください。
アートっぽい雰囲気も意外と素敵でしたよ!
ちぶ~的モロッコ度4♪♪♪♪
モロッコがどんな国なのかは全く分かりませんが、この映画でモロッコを感じるのもいいと思います。
本日紹介した映画は...
ドント・イット THE END (2018)ACHOURA
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子供の失踪事件が相次ぐ片田舎で、何かに追い詰められる恐怖を描いたホラー。物語の進行と共に変化する独特なカメラワークで衝撃的な展開を映し出す。メガホンを取るのはモロッコのタタル・セラミ。出演はソフィア・マヌーシャ、オマール・ロトフィら。
(Yahoo!映画より引用)