『ジャンル不明で進む構成にハマる！！』
冒頭から不穏。
一体、彼らはなぜここに来たのか。
何があったのか...
謎が最後の最後に結び付いていく。
見終わって見れば新しさのない結末。
だけど、そこに至るまでの過程が実に面白い！
ホラー映画のような雰囲気と、明かされていく真実。
じわじわと忍び寄る恐怖の正体。
最後まで引き込まれて、目が離せなかった。
セピア色に包まれている彼らの世界に同情し、いつの間にか味方になってしまう感じが演出の上手さを感じさせた。
劇中にも出てくるが、映画自体もどこか絵本のようで結末を見ても温かさを感じる。
思っていたのとは違う映画だったが、見ごたえはあるので損はしない。
いつもと違うサスペンスを求めている人にはお勧めの作品です。
ちぶ～的ヒロイン度5
アニャ・テイラー＝ジョイの優しさに癒されますね。
本日紹介した映画は...
マローボーン家の掟 (2017)
MARROWBONE
- 監督 セルヒオ・G・サンチェス
「マローボーン家の掟」
あらすじは... - マローボーン家の4人兄妹は、森の中の大きな屋敷でひっそりと生きてきた。彼らは、母親が病気で亡くなり凶悪な殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、不可解な現象に見舞われる。母の死後に生まれた五つの掟が次々と破られ疲れ果てた長男のジャックは、妹たちを守るためにある決断を下す。
(Yahoo!映画より引用)
