ジョークって日本人だと難しいですよね。
大体、アメリカのジョークってつまんない...
というかただのオヤジギャクじゃんって思う。
そもそも日本の笑いって深いんですよぇ。
なんか「哀しい気分でジョーク」の北野武を見て、日本のお笑い界ってやっぱり厳しいなって思いました。
シネマパレでフィルム鑑賞。
私が乗った電車は2時間遅れで到着した。
実際、私はいつも15分で着くのに、倍以上かかり映画館にも5分前に着いた。
それでも間に合ってこの映画が見れてよかった。
だって、北野武のこんな姿は初めて見たんだから。
ありがちの設定である。
ありがちのお涙頂戴系ドラマである。
でも、違うように見えるのは北野武のせいだろう。
どこか感情のこもっていないセリフ回し。
いい加減な父親がぴったりである。
まるで自分のことなんじゃないかと思うわせるパワー。
そして、初めて聞いた歌声。
マジ!?
超かっこいいじゃん!と大興奮。
音域は狭いらしいけど、味のある歌声に彼らしさを感じた。
あんな女はホラーだけど。
あんな息子はファンタジーだけど。
あんな付き人はふざけすぎているんだけど...
私でも見やすい感動ドラマでした。
まぁ、涙は一滴くらいしか出ませんでしたけどね。
ちぶ~的武ちゃん度5
北野武独特の雰囲気が作品を作り上げている。彼のファンなら見るべき作品の一つだ。