中途半端な事ながれ主義ってとても迷惑。
見ているだけでイライラ。
本当の平和主義なら悪者にならないといけない場合もあると私は思うんです。
だから、偽善者童話ではNO,1であろう「シンデレラ」って今まで見る気にもなれなかったんですが...
金持ちの王子様と結婚したら幸せ!
みたいなオチってどうなの?っていつも思うわけで。
意地悪していた継母たちを無条件に許すって意味わかんないって思うわけで。
だからそもそも「シンデレラ」って好きじゃなかった。
でも、ブロガーさんの中で高評価だったし無料で見れたので挑戦。
期待マイナスから見たら......
そんなに悪くないシンデレラだったんです。
設定が童話よりリアリティがあったのがよかった。
シンデレラ役のリリー・ジェームズが絶世の美女ではないところも好感度大。
美人過ぎたらきっとただの嫌味になるということをディズニーはよくわかっているのかもしれない。
最後まで「継母」って感じのケイト・ブランシェットも説得力があった。
頑張れば、誰でも幸せになれるとか。
善人はいつも幸せになれるとか。
そういうのって一番信用できない。
ハッピーエンドって嘘くさくて嫌いなのだ。
それでも、このハッピーエンドは童話よりも玉の輿押しではないところと、シンデレラが人間らしく怒るところがきちんとあったので許せたのだと思う。
きっとハッピーエンドマニアとお子様にはオオウケであろう王道ラブストーリー。
衣装もオサレ女子にはたまらん豪華さであるので見て損はなし。
ただ、私はあんなドレス着たくありませんけどね~。
と、最後までブラックなちぶ~でした。
ちぶ~的シンデレラ度5
ガラスの靴をわざわざ落としていくっていうあざとさはこの映画でも健在でしたけどね~