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映画「ある閉ざされた雪の山荘で」考察・感想|犯人は誰?実写版と原作の違いも解説!

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映画「ある閉ざされた雪の山荘で」ネタバレあり感想・考察|犯人は誰?実写版と原作の違いも解説!

Netflixで映画「ある閉ざされた雪の山荘で」を鑑賞しましたので、ネタバレありで考察と感想をお送りしたいと思います!

 

原作は、東野圭吾の小説ということで実写化に対して期待値が高かった模様。

そのせいか、「ひどい!」との声があり酷評している方も多め。

小説を読んだことがある人は、実写化不能と言われた原作の面白さを知っているからなんでしょうね!

 

ということで、原作との違いとっても気になったので調べてみました。

そこも踏まえて解説していきたいと思います!

 

 

執筆&作画:ちぶ〜について

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」の評価

ちぶ〜的評価は…

🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)です!!

 

総評:「なんも知らないから、普通にびっくりw」

 

・ストーリー:⭐⭐⭐⭐☆

 • 演技:⭐⭐⭐☆☆

・恐怖度:⭐⭐☆☆☆

 

世間の評価は...

・Filmarks ⭐️(3.1/5.0) レビュー数:28744件  

※現時点

 

~みんなのレビューをまとめてみた!~

●俳優陣の演技力や演出は好評価!​特に、舞台のような演出やキャラクターの描写はミステリー初心者でも楽しめる!

●伏線の弱さやトリックの説得力の欠如、キャラクターの行動には疑問点がある!

●​原作の設定やトリックが素晴らしいので、映画化した際の改変や演出に対して不満を感じる!

 

やっぱり、みんなのレビューを読むと原作が素晴らしすぎて実写化に不満を持つ人が多数のよう!

知らずに観ると、普通に楽しめるんだけどねぇ。

ただ、迫力はそもそもなかったかも。

キャストは全員主役級だったから、そこは残念でしたね~。

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」あらすじ&概要

ある閉ざされた雪の山荘で

🎞️ **ちぶ〜の鑑賞媒体:Netflix**

製作:日本 2024年

上映時間:109分

監督:飯塚健

脚本:加藤良太、飯塚健

原作:東野圭吾

 

\映画「ある閉ざされた雪の山荘で」の予告編はこちら/

 Happinet phantom公式YouTubeチャンネル

映画の内容!

劇団に所属する役者 7 人に届いた、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。新作舞台の主演を争 う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人 事件。出口のない密室で一人、また一人と消えていくメンバーたち。果たしてこれは、フィクションか? それとも本 当の連続殺人か?彼らを待ち受ける衝撃の結末とは――

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」キャスト&登場人物

重岡大毅 |役名:久我和幸

一人だけ別の劇団に所属する俳優という役どころ。

 

ずっと怪しんじゃったw

一人だけ別ってね〜。

客観性を持たせるためには必要ですけどね。

彼は、手堅い演技がある俳優というイメージ。

よくも悪くもいつも通り。

普通の人の演技が上手いのかも。

個人的にはホラー映画の時の彼の方が輝いている気がするw

 

\合わせて読む/
 

他キャスト

中条あやみ |役名:中西貴子

 

岡山天音 |役名:田所義雄

 

西野七瀬 |役名:元村由梨江

 

堀田真由 |役名:笠原温子

 

戸塚純貴 |役名:雨宮恭介

 

森川葵 |役名:麻倉雅美

 

間宮祥太朗 |役名:本多雄一

 

 

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」事件の全貌と犯人を徹底考察!(※ネタバレあり)

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

 

犯人は!?

いませんでしたね!残念!

事件は3重構造になっていて、起きたと思っていた事件の被害者である笠原温子(堀田真由)、元村由梨江(西野七瀬)、雨宮恭介(戸塚純貴)の3人は全員生存していて犯人だと思われた本多雄一(間宮祥太朗)は誰も殺してませんでした!

事件の原因

同じ劇団に所属していた麻倉雅美(森川葵)は、オーディションに不本意にも落選してしまい劇団を辞めることになり田舎に帰った。

そこへ3人が(笠原温子と元村由梨江と雨宮恭介)わざわざ雅美の実家まで出向き、冷やかしのような偽善に満ちた励ましに行って温子と雅美は大喧嘩をする。

その帰り道で、怒りの収まらない温子は「帰り道で事故に遭って大変なことになった!」と嘘の電話を入れるイタズラをする。

それを本気にしてしまい、驚いた雅美は不注意で車に気づかず、事故に遭ってしまい下半身付随に!

当然ですが、雅美はそんな3人に強い恨みを持つようになります。

しかも、下半身付随になり生きる希望を失ってしますのです。

これが事件の原因を作ったきっかけになってしまいました。

驚きの真相

雅美に、死にたいと言われた雄一は「雅美ができないことは俺がやる。お前の足になる。」と言う。

雅美は、じゃぁ...と雄一に殺人をお願いする。

直接的なシーンはありませんでしたが、3人の殺害を頼まれた雄一は考えたんでしょう。

きっと、本当に3人を殺しても雅美を救うことにはならない。

3人を殺さずして、雅美に生きる希望を与えられる方法...

 

それが、3重構造で作られた偽の殺人事件だったのです!

 

3人に反省させるためにも、脚本を渡し本当に死んだように見せなければいけないため雄一は「死ぬ気で演じろ」と言う。

 

その3重構造は...

①4日間の合宿で行われる最終オーディションという名目7人を集め、劇団の演出家先生が【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件に参加させたということにする。

→外部への連絡を遮断し、逃げ出せば主演を逃すため密室状態にすることに成功。

 

②雅美が雄一に3人を殺すように指示した事件が繰り広げられる。

→雅美に復讐が果たされ、真実だと思わせるため。

 

③実は、事件は起きていなくて全ては雄一が仕組んだ偽の殺人事件だったということ。

→3人に心からの謝罪をさせ、雅美に生きる希望を再び与えるため。

 

この三重構造は、なるほど〜ってなりましたw

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」の結末が好きだった!(※ネタバレあり感想)

※ネタバレ項目になりますのでご注意を!

 

駄作だという人もいますが、原作を知らない者からすると舞台で終わる物語の最後は非常に気分が良かったし、スッキリできました。

雅美に真実を明かし、山荘で起きたことを同じメンバーで舞台化することで雅美に生きる希望を与えた。

下半身付随でも、俳優として生きていける道を開けた。

しかも脚本や演出は雄一と事件の謎を解いた久我(重岡大毅)でした。

何よりも好きなのは...

俳優だからこそできるやり方で、雅美に復讐を果たさせたことです。

そもそも雅美が下半身付随になってしまったきっかけのイタズラ電話だって、嘘=演技でした。

俳優は、嘘つきだから...

言葉や行動ではなく、本気の演技でぶつかっていった。

雄一はなんて賢い男なんだ!

と、感動しちゃいますねw

あと、「演技は殺し合いじゃなくて生かし合い」というセリフも好きでした。

憎しみあったところで何も生まれない。

短所も認め合い、受け入れることでもっといい演技ができる。

それって、生きる上でも一緒だよなぁって思いましたね。

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」まとめ:原作と実写版の相違点を楽しむ作品かも!

皆さんのレビューを読んでいると...

原作と実写版の違いは、ある意味作品をもっと楽しめる要素になるのではないかと思います。

調べてみたのですが...

(原作本についてあまり知りたくない方は飛ばしてね!一応、ネタバレにならないように書いてますが、これから読む人は飛ばしたほうがいいかも!)

原作の映像化が難しいとされてきた理由は、小説ならではの構造にあるらしい!

読者の視点を巧みに操作するような手法が使われているから、映像化は不可能と言われてきたんだとか。

“ある視点”に関する仕掛けがあり、それが大きな見どころとなっているらしい。

読んで初めて分かる“仕掛け”があるとのことで、映画化する際は相当苦労したと監督のインタビューで読んだ。(なんだったかは忘れたw)

 

原作が東野圭吾である時点で、プレッシャーも大きかったでしょう。

私は実写版しか知らないので、監督の苦労が分からないんですがw

映画を観たら絶対に小説も読みたくなる!

私はこれから読むつもりですw

この作品は、観て・読んで楽しめる作品なんだと思いますので皆さんも想像と視覚の両方を駆使してみてください!

 

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→東野圭吾の原作本「ある閉ざされた雪の山荘で」はこちら

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!  ちぶ〜でした!🫰