『ロックンローラな精神世界。』
自閉症の娘、父親、他のエレベータ同乗者たちと入り込んでしまった異世界。
フィンランドの国民的人気ロックバンドローディーのメンバーが特殊メイクをして総出演。
自閉症の少女の心は、こんなにも渋くてロックなのかと引く(笑)
が、雰囲気と世界観はとても好き。
ローディーファンにはたまらない一品でしょうね。
むしろメインはモンスターの特殊メイクをしたローディー。
エンディングで曲も流れるけど、見た目よりも爽やかな曲調なので肩透かし。
あんなにゴッツい見た目なのに(笑)
ストーリーは荒削りで、解釈もほぼぶん投げ。
たまにはそれも悪くはないとは思う。
この世界観に浸るだけでも楽しいし。
ただ、ラストだけはしっかりして欲しかった気はする。
ツメが甘かったですね。
実際、人間の精神世界ってこの映画のように階級があると考えると面白い。
それぞれの階に違うモンスターがいる。
逃げ口はなかなか見つからなくて、モンスターを倒さないと根本を解決できない。
私の精神世界も似たようなもんだろうなって思ってしまいましたね。
ちぶ〜的メタル度2
思ったよりメタルではない(笑)それなりにロックな特殊メイクはいい感じ。
本日紹介した映画は…
Dark Floors ダーク・フロアーズ (2008)
DARK FLOORS
- 監督 ピート・リスキ
- あらすじは…
- 特殊メイクでモンスターに扮する人気メタルロック・バンド、ローディーのメンバーが、その姿のまま襲い来るモンスターとして登場するホラー作品。
- (DMM.comより引用)